"雪虫"大量発生中! 困惑する朝里のホテル


 市内に”雪虫”が大量発生中だ。
 北海道では、初雪の到来を告げる「雪の妖精」とも言われる雪虫が、今年は市内で大量に発生しており、窓も開けられぬ事態になっている所も多い。
 小樽市内の朝里川温泉にあるクラッセホテルでは、10月27日(土)に、雪虫の大量発生に襲われ、ホテル利用客たちを驚かせている。同ホテルの周囲一面には、吹雪と見間違う雪虫が無数に舞っている。同職員や利用客は、手で払い除けるのに懸命で、これまでに経験のない大量の発生に困惑を隠せない。

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 ホテル関係者は「今朝から雪虫の異常発生で、口や目も開けていられないほどで、こんな大量発生は見たこともない。お客さんもびっくりしている。カメムシも多く発生しており、ダブルパンチとなっている。お客さんには、部屋の窓を開けないでくださいとお願いしている」と、お手上げ状態だ。
 市内中心部花園のマンションでも、「夜窓を開けておいたら、雪虫が窓、壁、天井、廊下にいっぱいになってしまい、掃除に追われている」と呆れ顔だ。
 雪虫(ユキムシ)、雪の妖精(北海道ファンマガジン)
 雪虫(Wikipedia)