スノークルーズオーンズ復活祭、今年も11月11日オープン

 SNOW CRUISE ONZE (スノークルーズオーンズ・春香町357)が、11月11日(木)11:11にオープンした。晴天の中、絶好のスキー日和となり、初滑りを楽しむスキーヤーが見守る中、同スキー場センターハウス前で、小樽市長、春香町内会長や関係者が出席し、オープニングイベント「復活祭」が行われた。
onze1.jpg 同スキー場は、今年5月に廃業を発表し、全国各地より存続の署名(1万6千人分)やファンに支えられ、8月に、株式会社マックアースグループ(一ノ本達巳代表取締役社長・本社:兵庫県養父市)として生まれ変わり、今年も11月11日のオープンとなった。1ヶ月前から人工造雪機を使ってゲレンデ作りを開始。雨の日や気温の高い日が続き、幅10m・長さ400mのコースができたが、例年より幅の狭いコースコンディションとなった。
 同社・一ノ本代表は、「多くのご支援があり、18ヶ所目のスキー場となった。小樽の行政や地元の皆さんの多くの方の後押しがあり、この日を迎えられ感謝している。スキー場の運営に携わり、この土地のこの山は大切な物だと実感。預からせてもらい、一番良い形で継続するよう精一杯努力したい。私達の使命は、土地の魅力、価値を上げ、地域に貢献することである」と挨拶した。
onze3.jpg 中松市長は、「11月11日に、毎年恒例のオープンとなり、多くのファンが幕開けを楽しみにしている日である。閉鎖の報道があり、どうなるかと不安な思いをしていたが、オープンを迎え、小樽市としても、個人としても大変嬉しく思う。改めて、歴史あるオーンズを引き継いでくれた皆さんに心からお礼を申し上げる。マックアースリゾートは、多くのスキー場、ホテルを経営し、事業を展開。フリーシーズン楽しめるよう、初めて手掛ける施設に、培ったノウハウで企画している。先ほど、代表から夏には、ゆり園を作ると聞き、新たなファンを獲得することになり楽しみにしている。活性化に期待する。大勢のスキーファンに愛されるスキー場になることをお願いしたい」と祝辞を述べた。
onze2.jpg 11時11分に、テープカットが行われ、花火の合図と共にスタート。ゲレンデでは、11名のスキーヤーが滑走した。初滑りを楽しもうと、リフト前には長蛇の列ができ、青空の下、スキーやボードを楽しんだ。
 オープン初日は、スキーヤー、スノーボーダーはもちろん、一般の方も楽しめる祭りを開催。地元の子ども達がダンスを披露し、出店、大抽選会を開催、夜18:00から5分間ほどの花火を打ち上げる。
 今シーズンは、センターハウス内にオーンズバーを設け、一般客が楽しめる工夫をし、シーズン券を2万円で発売。19歳全日無料、12月には、キッズパークや初心者向けの新コースを増設し、さまざまな企画を用意している。昨年度は来客数5万5千人。今年度は、8万人以上を目標としている。
 北海道マックアースリゾート北海道 スノークルーズオーンズ
 営業時間:平日15:00~23:00、土日9:00~23:00
      12月11日以降9:00~23:00、天然降雪次第となる。
 問合せ:TEL0134-62-2228、FAX0134-62-3901
 関連記事
 スノークルーズオーンズHP