小樽・後志管内、札幌手稲区を選挙区とする道4区に、認知科学者として知られる苫米地英人(とまべち・ひでと)氏(53)が、急きょ、出馬することになった。
これまで、民主・自民・共産の3党間での争いと見られていた次期衆院選道4区に、にわかに波乱要因が立ち込めることになった。
苫米地氏は、19日の自民党道4区候補者選考で、公認を求めていたが、自民党が、中村道議の擁立を決めたことから、一転して、新党大地・真民主(鈴木宗男代表)からの公認候補として出馬することを表明した。
すでに、ネット上で、その政策やプロフィールを詳細に記述して、祖父や父の小樽とのかかわりなどで、祖父が小樽高商(小樽商大)の校長を務めた故・苫米地英俊元衆議院議員であることなどを明らかにしている。
新党大地・真民主は、23日に、4日公示16日投票の衆議院選挙での公認候補予定者6人を発表。清水宏保(1区)、町川順子(3区)、苫米地英人(4区)、浅野貴博(10区)、石川知裕(11区)、松木謙公(12区)の6人。
苫米地氏の正式出馬表明で、道4区の選挙情勢は波乱含みとなった。
◎苫米地英人氏(53)