白熱のダーツ大会 "第12回小樽投矢祭り"


otarudartsFS1.jpg 第12回小樽投矢祭りが、12月9日(日)11:00から、ウイングベイ小樽(築港11)1番街4階の空きフロアで開催され、全道各地から474名が集い、白熱したダーツ大会が繰り広げられた。主催は小樽投矢祭り実行委員会(しりべしダーツ協会)。後援は、小樽市・小樽観光協会・小樽市教育委員会。
 
 小樽では、7年ほど前からダーツブームに火がつき、2005(平成17)年12月、花園繁華街の飲食店3店が合同で初のダーツ大会開催をきっかけに、その後、参加者が年々増加。昨年は、全道各地から約600人の選手が小樽に集まり、道内のソフトダーツ大会では、最大規模となっている。
otarudartsFS2.jpg 会場には60台のダーツマシンを設置。スタッフ20名に選手も協力して会場設営が行われた。11:00には開会式が行われ、ゲームの注意事項等が告げられた。招待プレーヤーとして、赤松大輔・佐藤敬治両プロから挨拶があり、大会を大いに盛り上げていた。赤松プロは、全13戦中10戦ベスト16位以内入賞中。毎年のように参戦している佐藤プロは、プロの中でも1、2を争うキャリアの持ち主で、海外大会へ何度も出場している。
 
 競技は、ダブルスから始まり、レベル分けされた2人1組がチームとなり対戦。シングルでは、男女別、レーティングの高さに分れて対戦した。会場には、ダーツ用語が次々と飛び交い、選手達は真剣に挑んでいた。同大会の売上げ金の一部を小樽市へチャリティ募金している。
 
 加賀透修実行委員長は「ダーツができる小樽市内の飲食店6件のオーナーが協力して主催。みんなの気持ちは、大きな投矢祭りの大会を開催することで、集客に繋げ、小樽の町の活性化にも繋げ、小樽が元気になればという思いで行なっている。ダーツは、男女・年齢に関係なく楽しめるスポーツ。競技人口を増やしていきたい」と話した。
 
 ダーツ歴6年の札幌在住の20代女性は、「札幌での大会に月1で出場している。小樽の大会が年内最後なので出場してみた。ダーツの魅力は、男女の差があったりする他のスポーツと違い、ダーツは差がなく、同じスタート地点に立てるスポーツなので、自分の努力次第で上手になれるところ。試合で敵でも、コミュニティ的な仲間でみんな仲良くなれる」と話していた。
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 ユニホームを揃えているチームが多く、1投1投真剣勝負に興じていた。