おたる潮保存会前会長清水氏 市長から感謝状

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


ushiodaiko1.jpg 永年にわたり太鼓の活動を通してまちの賑わいづくりに貢献してきた「おたる潮太鼓保存会」前会長の清水寛之氏(72歳)へ、感謝状の贈呈式が、12月21日(金)10:00より、小樽市役所(花園2)市長室で行われた。木村文彦会長、同会員ら6名が出席し、中松義治市長から感謝状が手渡された。
 清水氏は僧侶で72歳。1973年に、潮太鼓同好会の発足と同時に入会し、太鼓を始めた。同年の第7回おたる潮まつりから、打演に参加。1995年、6代目会長に就任した。自ら太鼓を叩く会長は、歴代の中でも同氏だけという。
 1997年、おたる潮太鼓保存会に名称を変更。2001年に道内最大級の直径4尺の大太鼓を購入し、おたる潮まつりに花を添えた。昨年秋に、17年に渡る会長職を退任し顧問となる。現在は、木村文彦氏(小樽稲荷神社宮司)が会長を務める。
 中松市長は「ここまで潮太鼓を育てられ、長い間、ありがとうございました。子どたちが笑顔で太鼓を叩き、普段の生活の中に生きている」と、感謝の意を述べた。
ushiodaiko2.jpg おたる潮太鼓は、明治から大正にかけてのニシン漁全盛期に、東北や北陸などの日本海沿岸から北前船に乗って、小樽忍路、高島のニシン場に来たヤン衆が叩いたものが、潮太鼓の発祥と伝えられ、故寺本市次郎氏(初代会長)が太鼓を教え、現在のおたる潮太鼓の源となる。(同会ホームページより)
 また、基本のリズムに乗せて打ち手が交代しながら、思い思いの演奏ができることも特徴となっている。
 同保存会構成メンバーは、小学生以下の若潮隊70名、中・高校生のハマナス隊24名、18歳以上の親潮隊50名の約150名からなる。伝統のバチ捌きを継承し、市内各所におけるイベント(クルーズ客船送迎時や各種祭り)や北海道物産展、婚礼、社会福祉施設へ慰問活動など、多い時では、年間70ヶ所での打演があった。倶知安や江差など地方へ出かけることもある。
 清水氏は、「平成2年11月に、沖縄県宜野湾市で太鼓演奏をしたことが思い出となっている。会員の皆さんのお陰で、ここまで続けられた。良い太鼓に巡り会えたことに感謝している」と話した。
 おたる潮太鼓保存会HP