特大しめ飾りで2013年を迎える


shimekazari1.jpg 2012年の小樽市は、市制施行90周年の節目の年となった。二つの大きな事業「北海道新幹線の札幌延伸の認可」や「市立病院統合新築工事」が始まった。
 また、市役所職員の不祥事が続き、幹部職員に対し、市長が異例の訓示を述べ、職員が一丸となって市民の信頼回復に向け全力を上げて取り組むよう強く訴えるなど、1年を振り返ると厳しい現状の中、2013年を迎えるための正月用しめ飾りが、仕事終わりの12月28日(金)、市役所正面玄関に設置された。
 この正月用しめ飾りは、毎年、財団法人おたる自然の村公社の好意により、同公社のしめ飾り講習会で講師を務める工藤正司指導課長が手作りし、直接持参し無償で設置している。
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 170cmもある特大サイズで、青森産の菅(すげ)を使用。土台は練りこみ式の編み方で、制作日数は1日。同氏は「新年を迎え、新しい年神様を迎えるために、思いを込めて作っている」と話した。設置したしめ飾りを見た市民は、”素晴らしい”と感嘆の声を上げていた。
 2013年を迎えるしめ飾りの設置と共に、市役所は年末年始の休みとなり、1月4日から仕事始めとなる。
 小樽市・市関連施設の年末年始休業日