2013年巳年"シマウミヘビ"展示 おたる水族館


0102aqua1.jpg 昨年から通年営業になったおたる水族館(祝津3)では、2013年の営業を1月2日(水)から開始した。正面玄関には、紅白の鏡餅やしめ飾りを設置し、お正月ムードを高めている。
 海のパノラマ水槽前では、正月企画として、大きな鳥居を設置し、賽銭箱に似せた水温24℃の水槽には、今年の干支”巳年”に合わせ、シマウミヘビ1匹を展示している。
0102aqua2.jpg 展示しているシマウミヘビは、ウミヘビ科、体長40cm。魚類で毒はなく、危険性は低い。高知県、琉球列島、インド、西太平洋域、紅海に分布。砂底に生息する。
 担当の同館・魚類飼育課の折笠光希子飼育係によると「正月企画に合わせ、業者に11月頃から発注していた。なかなか入手が難しいようだが、展示に間に合った。1m位に成長するが、水槽に合わせ、小さめを用意。夜行性のため、昼間は砂に潜っていることが多く、夕方にオキアミを与えている。今朝は、全身を見ることができた。全身を見ることができたら、ラッキーです」と話した。
 水槽の隣には、魚おみくじを設置。館内どこの水槽にいるのか探し、展示物をより見てもらおうと企画。大吉は「くりおね」、中吉は「ほていうお」、小吉は「ふぐ」、吉は「おひょう」、凶は「おおかみうお」とそれぞれの魚名をボードに書き込んで設定し、さらに、小吉でもフクは訪れますとも書かれている。くじを引いて、運気を上げてもらい、楽しんでもらいたいとしている。
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 館内には休日とあって、多くの家族連れが訪れ、イルカやアザラシ、ペンギンなどを楽しんでいた。東京から小樽に帰省中の家族は、「シマウミヘビは、隠れてしまい残念。イルカのショーを楽しみに来た。これからいろいろ見て回りたい」と話していた。
 正月企画は、1月22日(火)まで展示し、営業時間は10:00から16:00(入館15:30)まで。問い合わせ:0134-33-1400 おたる水族館。
 おたる水族館HP