子育て講座"パパとあそぼう" ゲームや工作楽しむ


 小樽市地域子育て支援センターでは、1月20日(日)10:00から、小樽市いなきたコミュニティーセンター(稲穂5)4階体育室で、はつらつ子育て講座”パパとあそぼう”を開催。2歳以上の子どもと保護者10組・30名が参加した。
 広い体育館を使って、体操・工作・ゲームを行い、子どもと一緒に楽しんでもらう企画で、平日に子どもと触れ合う時間が取れないお父さんのため、日曜日に開催した。今回で9回目となる。
 子育て支援センター「げんき」や奥沢保育所、小樽市子育て支援課職員、子育てボランティアなど6名がスタッフとなり、思いっきり体を動かし楽しめるプログラムが用意された。
 奥沢保育所・稲葉満喜子所長は、「普段見られない子どもの表情を見て、笑ったり褒めたりしてあげてください」と挨拶した。

 初めに「ふれあい遊び」が行われ、父親と子どもが向かい合った。親がフォークリフトやブルドーザー、ミキサー車やクレーン車のまねをして、子どもを膝の上に乗せたり、高く持ち上げたり、また、公園のブランコや鉄棒、メリーゴーランドになったりと、親子がそれぞれの遊びで触れ合い、子ども達の笑顔がこぼれていた。
 工作会では、新聞紙と紙コップで簡単にできるロケットを制作。新聞紙をまるめ発射台にし、紙コップをロケットとして輪ゴムの力で飛ばす。チーム対抗とばしっこ大会を開き、フラフープの中にロケットを飛ばし、チームで点数を競った。優勝チームには、技ありシールが贈られた。
 ゲーム「回転寿司でゴー!」では、親子が一緒に走り、半纏を着て、カードを引き、カードに書いてある寿司ネタのリュックを背負い、お父さんが子どもをおんぶして、わさびの帽子をかぶりゴール。寿司ペンダントがプレゼントされた。最後にミュージックペープサートをみんなで楽しみ終了した。
 市内の上田さん家族は、2歳の男の子と1ヶ月の女の子を連れ4人で参加。「平日、遊ぶ機会がないので、イベントに参加してみた。冬は発散する場所がないので、広い場所で遊べて良かった」と話していた。
 稲葉所長は、「初めは表情が堅かったお父さんも、ゲームや体操をこなしていくうちに笑顔になり、みんな楽しく参加していた。昨年は11月に開き、今年は、室内にこもりがちな時期に開催した。今後も続けていきたい」と話した。
 小樽市地域子育て支援センターは、奥沢保育所併設の「げんき」と赤岩保育所内に「風の子」を開設し、様々な子育て支援事業を行っている。パパと遊ぼうなどの子育て講座は、母親だけの勉強会や母子で一緒に遊ぶなど、年11回開催している。2月にはクッキングを開く予定。