初心者対象のボウリング教室 「オタルボウル」


bowling1.jpg 株式会社小樽ベイシティ開発が運営する「オタルボウル」(築港11ウイングベイ小樽5番街4階・松倉憲博支配人)では、初心者ボウリング教室を、1月21日から2月25日までの毎週月曜日(2月11日除く)12:30から14:30まで、全5回で開催している。
 オタルボウルは、平成23年4月に株式会社ナムコ「ワンダーボウル」を引き継ぎ、同社が運営している。同支配人は、「ワンダーボウルの撤退で、小樽市内からボウリング場を無くさないために、企業の社会的責任や雇用の確保を果たすべく、引き継ぎ、多くの方にボウリングを楽しんでもらいたいと教室を開いている」と話す。
 オタルボウルになって2回目の教室となり、初日の21日には、初心者5名が参加して行われた。社団法人日本プロボウリング協会認定1級インストラクターの資格を持つ小樽ボウリング協会・鈴木慎一さん(30)と同・仙波康成さん(44)が講師を務めた。”楽しく、仲良く、健康ボウリング”が教室のテーマ。参加料3,000円で、参加者にはテキスト配付とマイシューズが贈与される。
 はじめに、ルールとマナー説明があり、「心拍数110〜120ぐらいになる運動を、1週間に1〜2回程度、時間にして20〜30分行うことが予防医学の定説で、ボウリングは健康を維持するための効果が絶大なスポーツである」と解説。5回のプログラムに沿って指導が行われた。
bowling2.jpg 普段は触ることのできないピンに触れ、1.5kgもあることを知った。正しいボールの選び方や持ち方、構え方の姿勢、投球の仕方、スタンスの決め方、ピンを狙うよりターゲット(スパット)に照準を合わせるなどの細やかな指導の後、ストレッチを行い、インストラクターの手本に従い、レーンに立ち実践を開始した。参加者は、熱心にフォームを調整したり基本に沿うよう投球した。
 2週目は、スイング方法やスコアの付け方、ストライク、スペアアングルなどについて学ぶ予定。
 ボウリングは、天候に左右されず屋内で1人でも練習ができ、手軽にできるスポーツ。教室経験者は、「楽しくてもっと上手くなりたい」との声が多く、教室仲間でクラブを作り、定期的にボウリングを楽しんでいる。
 「目標を持ち、多くの人とコミュニケーションを楽しみ、心身共に健康的でいられるスポーツ」と支配人は話す。
 同ボウリング場では、月1度、教室終了者のクラブ対抗大会を開催。この日も開催され、28名が参加した。「教室終了後も交流の場を求めてボウリングを楽しむ姿が多く見られる」と仙波インストラクターは話す。
 50歳代の女性は、「何十年も前にボウリングをしたことがあるが、最近はしていない。基本から教えてもらえるので良い」と楽しそうに話していた。
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