小樽港の中央ふ頭と勝納ふ頭を結ぶ勝納大橋の脇に、今年も例年より早く巨大雪山が出現し、道行く人の目を止めている。
1月24日(木)の同雪捨て場は、大雪に伴い、除雪が遅れ気味だったが、市内各所からダンプカーが次々と雪を運び込み、大量の雪が捨てられ、海水に解けずに、みるみるうちに大きくなり雪山が出現した。
小樽市内の積雪は、21日に114cmを記録し、23日は103cm、24日20 00には101cmとなっている。2012年11月1日から2013年1月23日までの累積降雪量は364cm。平年値は341cmと、20cm多く降っている。
ひっきりなしに往来する雪を積んだダンプカーが雪を下ろし、ブルトーザーが雪をかき集め、ロータリー除雪車が、雪を空高く飛ばし、巨大雪山の上にさらに雪が積もっていた。ロータリー除雪車から雪が勢い良く吹き飛ばされる迫力ある光景は圧巻だ。
雪を運んできたダンプカーの運転手は、「雪捨て場が追い付かない。すごい雪山は数日前からできている」と話し、雪を積むためにまた除雪現場へ急行していた。
日本気象協会では、25日は、強い冬型の気圧配置となり、日本海側では、大雪の所がある。25日夜までに予想される雪の降る量は、北海道の日本海側の多い所で50cmとなっている。大雪や猛ふぶきによる交通障害、高波に警戒を。強い冬型の気圧配置は、29日頃まで続く予報と発表した。