北の誉酒造株式会社(本社:小樽市・村松敏夫代表取締役社長)では、清酒「北の誉・東川米」純米と本醸造の2タイプを、3月21日(木)に全国販売を開始する。
同社は、創業112年の北海道の老舗の蔵元。伝統の寒造りを行い、安心安全な北海道米を使用した地酒を製造している。5年ほど前から東川米を使用し、現在66%を使用、北海道米では78%を占めている。「信頼の証10ヶ条」という生産基準のもとに厳密に生産されいることから、北海道東川米に着目した。2012年には、地域団体商標を取得する日本最北の地域ブランド米となった。
年2度の新酒を発表している同社から、「ブランドの価値を高める手助けをしたい」と、JA東川へ話を持ち込んだ。酒造好適米ではないものの、ななつぼしやほしのゆめ、おぼろづきといった、北海道上川郡東川町で収穫した米のみを使った清酒を新発売。
今回発売の清酒は、純米は米本来のしっかりとした味わいで、冷ではすっきりとした飲み口、ぬるめの燗では豊かな旨味と穏やかな香りが楽しめる。本醸造では、燗酒でも楽しめ、優しい香りとすっきりとした味わいが特徴。各6,000本を用意し、通年販売を予定している。
同社では、北海道米の地産地消率が約8割に対し、北海道の蔵元の清酒販売数量は約2割しかないことに注目し、北海道米を使用した安心安全な日本酒を楽しんでもらいたいとしている。
問合せ 011-223-5526 北の誉株式会社札幌事務所