新たな門出 中央バス新入社員20名

 地域に密着した公共性の高い事業を行う企業グループ「北海道中央バス株式会社」(色内1・牧野和夫代表取締役社長)では、4月1日(月)11:00から、平成25年度入社式を、小樽本社3階会議室で行った。
 同社は、小樽市色内に本社を置き、昭和18年3月の創業以来、バス事業を中心に不動産事業、観光事業、飲食業、公衆欲事業などを展開。バス事業の基本である安全な輸送とサービスを通じ、地域社会の発展に貢献することを経営方針としている道内の資本金21億円、従業員数1,774名、車両数1,231両、営業所18ヶ所、ガイドセンター1ヶ所、整備工場3ヶ所。営業収益217億1,163万円と道内の有数企業のひとつ。
 今年度の新入社員は、乗務員11名、整備員3名、事務員6名の計20名。乗務員は、各営業所で、準社員期間原則3年間を経て正社員として入社する。
0401chuoubus1.jpg 入社式では、平尾一彌代表取締役会長をはじめ、牧野社長、役員、幹部社員らが出席する中、新入社員ひとりひとりの名前を読み上げ紹介され、乗務員、整備員、事務員の代表が牧野社長から辞令を受け取った。
 牧野社長は、「当社は創業70年となり、昭和45年頃がバスの利用者のピークで、現在はその半分くらいになり、年々減少し厳しい時代となった。しかしながら、一方でバスは環境に優しい乗り物、高齢化社会になくてはならい乗り物と再認識されてきている。地域の要請を受け留め、バス輸送の安心安全をしっかりとし、お客様の要望に答えていきたい。地域の足として365日1日も休むことなくお客様を輸送し、公共性の高い重要な仕事をしている。中央バスの社員として誇りを持って、努力していただきたい」と激励した。
 新入社員を代表して白石営業所事務員の岡田拓朗さん(24)は、「社長より激励の言葉を賜り、新入社員一同は、新たな感動と責任を痛感している。これからは、北海道中央バス株式会社の一員として、1日も早く会社の発展に寄与できるよう、微力ながら全力を挙げて日々誠実に勤務する。安心安全な輸送サービスの提供に向けて特段の努力を続けていく所存である。合わせて、地域住民の生活を支える公共交通手段として、より利便性の高い輸送サービスを提供することで、地域社会とともに発展に取り組みたい」と誓いの言葉を述べた。
 新年度の4月、新入社員20名は、決意を新たに正社員としてスタートをきった。