"街をきれいにし隊"活動開始!200人が清掃活動


kireinishitai.jpg 小樽市主催の「街をきれいにし隊」が、4月20日(土)11:00、サンモール一番街旧丸井今井アネックス館前に集合し、今年も第1回目の清掃活動を行なった。
 小樽観光ガイドクラブ、株式会社小樽ビル管理、犬のおまわりさんわんわんパトロール隊など16団体と当日参加を含めた約200人が、同隊オリジナルベストを着用し清掃活動を行った。国道5号線から臨港線を、寿司屋通りから中央通りまで清掃エリアを、6チームに分かれて行った。
 市は、「北海道空き缶等の散乱の防止に関する条例」に基づき、2006(平成18)年6月に市民ボランティアによる「ポイ捨て防止!街をきれいにし隊」を結成。今年で8年目となる。道と連携しながら、市内の団体や事業者、児童などと協働して啓発・清掃活動を続けている。kireinishitai3.jpg
 清掃活動の開始に先立ち、中松義治市長は「春らしくなり、雪が解けてくるとごみが沢山出て、街中にもゴミが目立つようになる。沢山の方々に参加していただき、小樽の街が綺麗になる。沢山の観光客が小樽へ訪れる行楽シーズンが始まり、小樽に来て綺麗だった、気持ちが良かったと思ってもらえるように皆さんのご支援ご協力をお願いしたい。市民の皆さんがひとりでも多くこのボランティア活動に参加していただければと思う」と挨拶した。
kireinishitai2.jpg 参加者は、それぞれ担当のエリアへ火バサミとゴミ袋を持って移動した。雪が解けた街のあちらこちらには、空き缶や煙草の吸殻などが目立ち、ゴミ袋いっぱいに拾い集められた。小樽雪あかりの路実行委員会メンバーも参加し、手宮会場や運河会場での、イベントで使用したロウソクなどを回収した。
 小樽商業高校ボランティア同好会では、1年生と3年生の5名で参加し、副部長の山崎晴菜さん(3年生)は、「雪あかりの路の後のろうそくが沢山落ちていて大変だった。これから訪れる観光客のために、綺麗な所を見てもらい、また来たいと思ってもらえるように清掃した」と話した。
kireinishitai1.jpg また、双葉高校では、野球部員12名と奉仕活動部11名と顧問2名が参加し、奉仕活動部の片山智和顧問は、「昨年、今年と参加している。参加した生徒が、こんなにゴミが捨てられていることに驚いていた。自分達は良いことをしたのだと実感していた」と話した。終了後には、野球部員が、集められたゴミを、軽トラックまで運ぶ手伝いも行っていた。
 11:45には、清掃を終えゴミでいっぱいになったビニール袋を持って、参加者が続々と集合場所へ戻り、イオン北海道、マックスバリュー北海道からレジ袋の収益金寄贈で購入されたエコバッグを受け取り解散となった。
 今後、10月まで6回ほど清掃活動を予定している。