「小樽市姉妹都市提携委員会」開く


 ナホトカ市、ダニーデン市、ソウル特別市江西(カンソ)区の3都市と姉妹都市提携を結んでいる小樽市では、4月18日(木)11:00から、市役所本館(花園2)市長応接室で、平成25年度第1回「小樽市姉妹都市提携委員会」(委員長:中松義治小樽市長)が開かれ、委員長はじめ、山本秀明副委員長(小樽商工会議所会頭)、笈田裕俊副委員長(日ユ協会小樽支部長)ら10名が出席して行われた。
shimaitoshi.jpg 冒頭、中松市長は、「ナホトカ、ダニーデン、江西区においては、少年少女の交流が行われ、7月に来樽した江西区青少年交流団は、学校訪問や潮ねりこみに参加し、8月に来樽したナホトカのサッカー少年団は、小樽地区の少年選抜サッカーチームと交流試合を行い友情を深めた。8月にはダニーデンに派遣した少年少女使節団は、ダニーデンの皆さんに温かい歓迎を受け、貴重な経験ができたと報告があった。2月は、雪あかりに路の開催中に、江西区からノ・ヒョンソン区庁長を団長とした代表団が来樽し、平成22年に姉妹都市提携をした江西区と着実に交流を深めている。青少年の交流は今後も継続していきたい。姉妹都市交流を通じて文化教育面での交流はもとより、幅広い分野に渡る交流を推進し、今後とも友好関係を深めたい」と挨拶した。
 その後、平成24年度事業報告・収支決算報告を行ない、平成25年度事業計画案・事業予算案について協議し、承認された。
 平成25年度事業計画では、少年少女使節団派遣事業として、7月下旬から8月上旬に、ナホトカ市に中学生5名と引率者2名からなる少年少女使節団を派遣し、また、8月上旬にソウル特別市江西区に、小学5・6年生8名と引率者2名からなる少年少女使節団を派遣、キャンプやホームスティ、市内見学などを通じて、異なる文化や生活を体験し、現地の青少年と友情を深める。
 少年少女使節団歓迎事業として、7月下旬には、ダニーデン市から中学生8名・引率者2名の少年少女使節団を受入れ、ホームスティや潮ねりこみに参加するなど、日本の生活、文化に理解を深め、青少年と市民との交流を図る。姉妹都市関係者からの来樽者があった際には、その都度、関係者を歓迎し友好親善を深める。
 質疑応答では、ダニーデンへの少年少女派遣で、自己負担金が高いのではとの質問に、「市民からもその意見があり、次回の派遣については負担を少なくするように検討したい」と説明。中松市長も「多くの子ども達に交流してもらいたい。負担が大きいにで、軽くできるように交流を進めたい」と答えた。