"五目あんかけ焼きそば"料理講習会 小樽友の会


tomonokaicooking1.jpg 小樽で話題のあんかけ焼きそばを本格的に作ろうと、小樽友の会(佐々木由美子総リーダー)が主催する「五目あんかけ焼きそば料理講習会」が、4月26日(金)・27日(土)の2日間開催される。
 同会は、1930年に、雑誌「婦人の友」の愛読者によって結成され、海外を含めて188の会があり、20〜90代の約2万人以上が会員となり、衣食住や家計、子どもの環境などを学び、健全な家庭を作る活動を行なっている。また、奉仕活動や福祉団体への献金にも力を入れている。
 初日の26日(金)は、10:00から、同会友の家(緑2)2階調理実習室で、男性3人を含む15人が3班に分かれ行われた。同会・田宮けい子さんが講師となり、アシスタント2名が補助にあたった。
tomonokaicooking3.jpg 調理をする前に、レシピに従い材料の切り方や麺のゆで方などについて細かく説明があった。その後、豚肉や野菜を、長さ4〜5cm・幅3〜5mmに切るところから調理に取り掛かった。参加者は、説明通りに、テキパキと作業を進めていた。
 海老の殻や頭を使ってだしを取り、あんのスープとして使用。イカは皮をむき、切れ目を入れて細く切る。もやしはひげ根を取る手間をかけた。
 麺は生ラーメンを使用し、ほぐして蒸し器に広げて7〜8分蒸し、蒸し上がったら湯通しし水気を切る。麺が付かないように中華鍋を熱し、油をしいて焼く。参加者は、麺を焦がさないようにこんがりと炒めることに苦心していた。1時間を過ぎた頃から、各班から香ばしい匂いが漂い始めた。皿に焼き色がついた麺を盛りたっぷりの具が入った五目あんをかけ、紅生姜を添えて完成。付合せに杏仁豆腐を作り、さっぱりとした口当たりの良いデザートも楽しんだ。
tomonokaicooking2.jpg 完成した料理を食堂へ運び、参加者全員で試食。和やかな雰囲気の中、自分達で作ったあんかけ焼きそばを味わい、自宅でも作ろうと意欲に繋がる講習会となった。
 市内30代の女性は、「久しぶりに丁寧に料理に取り組んだ。焼きそばにかけるあんが思ったより多かった。麺の焼き方など勉強になった」と満足した様子だった。
 試食後は、全員で食器洗いや掃除を担当。後始末をしてから終了した。
 同会では、家庭料理教室とおもてなし料理教室を開催している。小さい子どもがいる主婦でも託児があるので、気兼ねなくゆっくり料理ができると好評。随時受付中。
 問合せ 0134-23-0923 小樽友の会
tomonokaicooking.jpg