連日の雨に泣く大型連休 太陽が消えた小樽のGW


0506weather1.jpg 春のGWの小樽は、厚い雲に覆われた雨空の連続で、気温も4月初旬並みの低温の寒い日が続いた。
 このため、市内の観光名所めぐりの観光客は、厚着に雨傘をさして足早に見物を済ませていた。堺町通りの土産物店は「この雨と寒さでは、観光客が寄り付かないよ。GW用に仕入れた物も捌けないで残ってしまった。これからが大変だよ」と、早々と店じまいしていた。
 小樽運河の浅草橋でもいつもの団体の記念撮影も少なく、傘を片手に「寒い、寒い」を連発していた。外が雨で寒いこともあり、ウィングベイ小樽などの大型店が賑わいを見せていた。
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 GW中の平均気温は、5月でも4~6℃と低温と雨の連続で、まるで冷たい梅雨のような日々が続き、太陽も姿を消したあいにくの春の観光シーズンとなった。
 例年だとGW中に開花する小樽のサクラも、低温と雨の影響でつぼみが固く、今年は1週間程度遅れる模様だ。しかし、函館の松前では、ようやく6日にサクラの開花があり、桜前線が北海道に上陸したため、暖かさが戻れば、小樽のサクラも一斉に花を開くことになりそうだ。