『花まつり』と広報誌『あ』発行 小樽佛教会


hanamatsuri.jpg 4月8日はお釈迦様の誕生日。「人間として生まれてきた真の意義」を明らかにするために、お釈迦様の生誕を祝う会が各地で開かれる中、北海道の気候風土に合わせ、小樽では、毎年一月遅れの5月に記念行事を開催している。
 今年は、5月10日(金)に「子ども花まつり」(小樽佛教会・小樽佛教会青年部主催)を開催する。灌佛法要、アキラボーイによる「アニメ漫才からオリジナル体感ゲーム」を、5月24日(金)に。「花まつりの夕べ」(小樽佛教会主催)では、灌佛法要、記念講演が開催される。
 子ども花まつりは、13:30から小樽市民会館(花園5)大ホールを会場に、市内の幼稚園・保育園の園児450名を招待。その保護者や関係者が会場に集まり、お釈迦様の生誕を祝う。ステージ上に、花見堂を設け、同会・北條会長ら代表者が、お釈迦様に甘茶と言葉を捧げ祝う。佛教会のマスコットキャラクター”のんの君”が登場し、会場を盛り上げる。
bukkyoukai-a.jpg また、デジタルアーティストでお笑い芸人のアキラボーイが登場し、楽しいステージを繰り広げる。入場無料で、多くの市民や子ども達が参加し楽しんでもらいたいとしている。
 さらに年1回発行している小樽佛教会広報誌第25号「あ」を花まつりに合わせて発行した。A5版・35ページで、テーマを「悼むーとむらいの心ー」とし、第1号から執筆している宗教評論家のひろちさや氏「お浄土に往った死者」、おくりびとの著者で知られる青木新門氏の「納棺夫が出遭った仏教の真実」、小樽典礼株式会・小野塚秀樹氏「東日本大震災」を掲載。「今、伝え遺したいこと」を小樽典礼株式会社・宮下雄吉社長、小樽佛教鑽仰会薬師寺・明顧問、小樽佛教会・林勝信副会長が対談。この時代に残しておきたいことをまとめている。同広報誌は、加入している市内67ヶ寺に配置し、無料で配布している。
 同佛教会は、来年、120周年を迎え、毎年行なっている「花まつり」と8月の「万灯会」が2大祭りとなる。
 小樽佛教会青年部の西山尚賢部長は、「宗派を超えての交流は、小樽ならではのこと。『花まつり』へ多くの方々に参加を」と呼び掛けている。
 問合せ 0134-22-0014 小樽佛教会・北條惠一会長
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