やっと桜咲く!小樽で一番? 小樽シオン教会


小樽シオン教会1

小樽シオン教会2

小樽警察署1

小樽警察署2

 2013年の桜は、3月13日に九州での開花が始まり、東北から南は平年より早めの開花となり、桜前線は5月6日に函館に上陸し北上を続けている。
 GW中花見を楽しむことは出来なかった小樽では、5月10日(金)の開花が予想される中、小樽市富岡1にある小樽シオン教会敷地内のエゾヤマザクラが咲き始めていた。昨日(9日)はまだ咲いていなかったが、久しぶりの春らしい陽気が続いた10日に開花した。
 毎年、小樽の桜は、エゾヤマザクラから開花し、それより数日遅れで、ソメイヨシノが開花する。小樽警察署前のソメイヨシノが、小樽の街中での標本木とされ、このソメイヨシノが咲くと、小樽は本格的な桜の季節の到来を市民に実感させるが、10日15:00過ぎでは、蕾の先端が色づいているだけで咲いてはいなかった。通行人も、開花を心待ちにしている様子で、桜の木を見上げる市民も多く、「まだ、咲かないね!」と残念そうにつぶやいていた。


緑化植物園1

緑化植物園2

緑化植物園3

緑化植物園4

 手宮緑化植物園の桜は、1本のエゾヤマザクラから4つの花を見つけただけで、蕾が膨らんでいるもののあともう少しの所で 開花までには至っていない。
 10日の小樽の最高気温は16.7℃と、久しぶりに暖かい日となり、11:00から14:00までの間16℃を保っていた。深夜から早朝は6℃と冷え込んでいる。この天気も長続きせず、明日11日は曇りや雨となり、気温も10℃前後となる。桜の開花には15℃以上の気温が3日必要と言われるが、今週末の開花が期待される。
 手宮緑化植物園では、つくしが顔を出し、コブシも咲き始めた。鳥がさえずり、子ども達の遊ぶ声が聞こえ、春の訪れを感じさせる。例年、園内で満開の桜を楽しむ市民も多く、桜の名所となっている。手宮公園も、毎年、満開の桜の木の下で花見客が賑わう。市内の桜の名所には、まもなく多くの花見客が足を運ぶこととなる。
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