薬剤師をもっと身近に!双葉高校で講演会

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yakuzaishifutaba.jpg 「薬剤師をもっと身近に」の講演会が、5月30日(木)13:30から、住ノ江薬局(住ノ江2)・佐藤一生薬局長を講師に、双葉高校(住ノ江1)で開かれた。
 この講演会は、薬局や薬剤師を身近に感じ、どのような形で地域や社会に貢献しているのか、役割や仕事について若い世代に知ってもらおうと、FMおたるの盛合将矢氏が、同薬局長に企画を持ち込み、盛合氏の出身校である同高校の野月光則教諭の協力を得て実現した。
 この日、双葉高校2階視聴覚室には、同高校2年生の生徒37人が集まった。主催は小樽薬剤師会、FMおたる。
 佐藤氏は、北海道出身で平成21年から住ノ江薬局の薬局長を務め、薬剤師の他、健康食品管理士の資格を持ち、食品やサプリメントの飲み合わせや組み合わせなどをアドバイスしている。
 はじめに、どうやって薬剤師になるのかを説明し、薬剤師の資格でできる職業について話した。薬剤師の仕事内容については、「薬局で処方箋を受け取り、薬を渡すだけが仕事ではなく、薬の効能や使用する人の体質を確認し、副作用についての理解や医師への提案もできる。ドーピングについてのアドバイスなども行なう。全国の病院の処方箋を受け付けることができ、病院や薬の情報など、かかりつけの薬剤師を持つことが大切」と話した。
 また、「薬の手帳には、使っている薬を書き込み把握し、飲み合わせや量もチェック、薬の適切な服用方法を指導。高齢者へは自宅へ訪問し、飲みづらい薬を飲みやすく工夫したり、相談や提案もできる。高齢者に分かりやすく薬の効能・効果・副作用の有無や、健康相談、介護相談などにも対応している。地域活動として、年1回薬物乱用パネル展や、学校薬剤師として水道水やプールの水質検査、大学生への指導、FMおたるの番組内で心と体や薬、健康について発信している。薬剤師になるために学んだ事ことが培われ、地域住民の健康のために役立ちたい」と話した。
 同高校2年渡邉美祐さんは、「薬剤師の仕事に興味があり、薬剤師さんから直接話を聞き、ためになった」と話した。
 講演を終えて佐藤氏は、「市民に伝える良い機会となり、薬剤師会としてもかかりつけの薬剤師を持ってもらいたい」と話した。
 北海道の薬学生団体「Pharm*H」所属の北海道薬科大学4年生3名も企画に協力。「薬剤師の認知度が低くてびっくりした。高校生にも興味を持ってもらいたい」と話した。
 今後、市民への周知と親近感アップを目的に、講演を聞いた学生や市内大学生等に「キャッチフレーズ」を募集する。優秀作品には、図書カードを贈呈し、7月末にポスターにして、8月には、市内にある約80の薬局へ掲示を予定している。