参加者過去最多3,186人!「第25回運河ロードレース大会」開催


ungaroadrace1.jpg 第25回おたる運河ロードレース大会が、6月16日(日)9:00から、色内埠頭公園をスタートした。市内をはじめ、道内外、東京などから過去最多の3,186人が参加した。昨年の2,975人を211人も上回る出場者となった。
 ハーフ(21.0975km)、2.5km、5km、10kmの4種目。小学生(3〜6年男・女)、中学生(男・女)、35歳未満、35歳〜50歳未満、50歳以上、60歳以上の年代別男女に分かれている。
 朝から霧が立ち込める中、会場周辺では、ウオーミングアップする選手の姿があちらこちらで見られた。受付を済ませ、ゼッケンをつけた選手が、スタート時間が近くなるにつれ会場に集まった。コース及び会場周辺道路では、通行止めなどの交通規制が行われた。
ungaroadrace2.jpg スタートに先駆け、8:30から開会式が始まり、中松小樽市長は「33都道府県から3,482名の皆さんに申込みをいただいた。今までで最高の参加人数となり感謝している。皆さんの熱気で霧を吹き飛ばし、運河ロードレースに相応しい天候にしてもらいたい。会場では、小樽の土産を販売し、観光協会が発行する割引クーポン券を発行。レース後には、食と歴史の町小樽を散策してもらいたい。日頃の練習の成果を発揮して、すばらしい記録になるよう頑張ってください」と挨拶。久田恭弘大会審判長による競技開始宣言、横田久俊大会総務が競技注意事項を説明した。

 ハーフマラソン(21.0975km)コースに出場する大勢の選手が、スタート地点に並び、ピストルの合図で一斉に駆け抜けて行った。スタート地点を色内埠頭公園手前に移し、5kmコース、2.5kmコース、10kmコースと次々スタートを切った。
 沿道には、知人や同僚、家族らが見守り、「がんばれ!」と声援を贈っていた。ゴール付近には、小樽限定ご当地キャラクター運がっぱも応援に駆けつけ、記念撮影に応じていた。
roadrace-fukuda.jpg 2.5kmや5kmコースの選手がゴール地点に続々と到着。力尽きた表情を見せる人も多く見られた。各競技終了後、順位判明次第、表彰式が会場で行なわれた。
 西陵中学1年陸上部の福田稀羅々さんは、中学生女子5kmのコースに出場。9位の結果となった。完走賞と参加賞をもらい笑顔になった。
 また、小樽商科大学陸上部所属1年生の高橋昴平さんは、35歳未満5kmのコースに出場し、16分22秒で優勝。「初めての参加で大変嬉しい。最初は景色を見る余裕があったが、後半は先輩について走った。ゴール間近で先輩を抜かし、1秒差で1位になった。今後も参加したい」と話した。商大陸上部では、5kmと10kmに20人が参加し健闘していた。roadrace-takahashi.jpg
 参加者全員には、きのこ汁が振舞われ、「お楽しみ抽選会」や道外からの参加選手に、大会を記念して「遠来賞」をプレゼント。完走者全員に「完走記録証」を配布した。
 完走者全員の記録は、アイ・サム社「北海道スポーツコミュニケーション」の「おたる運河ロードレース大会」に6月19日以降掲載される。
 第26回おたる運河ロードレース大会は、2014(平成26)年6月22日(日)の開催を予定している。