4月20日に名古屋で開幕した「第46回日本女子ソフトボールリーグ」の第5節北海道大会が、6月1日(土)、小樽市営桜ヶ丘球場(花園5)で行われた。第1試合は、太陽誘電とシオノギ製薬、第2試合は、HONDAとペイヤングが対戦した。
後志管内での日本女子1部リーグの開催は初めて。強い日差しが照りつける中、スタンドには、市民やソフトボールファン600人が詰めかけ、各チームのバルーンを鳴らし熱い声援を送っていた。
同大会選手は、宇都宮大会(栃木県)や埼玉大会(川口市)での第4節の大会を終え北海道入りし、5月30日(木)に小樽市総合体育館グランドで練習し、31日(金)は公開練習と、本番に備えてきた。
同グラウンドでは、札幌ソフトボール協会会員が、早朝5:00からグラウンド整備を行った。試合開始に先駆け、両チーム選手から、スタンドにサインボールのプレゼントや、中松義治市長から小樽の銘菓の記念品が贈られた。
始球式では、ピッチャーを中松市長、キャッチャーを上林教育長、バッターを横田市議会議長が務め、観客や選手から拍手が沸いた。
10:30に試合開始となり、シオノギ製薬が先攻。投手は岩田みゆき選手。三宅美咲選手のホームランで先制、2点が加点された。太陽誘電は、尾崎望良投手が先発。どちらも左投左打。スタンドでは、応援団が声を揃えて熱い声援を送り、強い日差しを避けるため、日傘やタオルを被り汗をかきながら観戦していた。
ベテラン司会者のアナウンスが会場に響き、試合を盛り上げていた。第1試合の結果は、8対3でシオノギ製薬が勝利を収めた。第2試合は、13:00からHONDAとペイヤングが対戦し、2対5でペイヤングが勝利を収め、16:00前に終了した。
6月2日(日)10:30より、HONDAとシオノギ製薬が対戦。13:00よりペイヤングと太陽誘電が対戦する予定。
同大会は10月19日の第10節まで、国内各地で大会を開催。11月9日・10日には、京都で決勝トーナメントが行なわれる予定。この大会での勝者がリーグ優勝チームとなる。昨年は、トヨタ自動車が優勝している。
群馬県から来た男性は、「大きな大会が小樽で開催され良いことだと思う。お天気も良く、各チーム頑張っていた」と話した。