空間放射線量率、測定場所を市役所構内に変更


housyasennsokutei.jpg 小樽市では、平成24年2月3日から、産業港湾部港湾室庁舎前で、毎週月・木曜日、空間放射線量率の測定を実施してきた。その後1年が経過し、運河周辺の風評被害も落ち着き、測定地点を市役所周辺に望む声があったことから、測定場所を防災の拠点となる市内中心部の小樽市役所(花園2)構内に、6月3日(月)から変更し、測定員も、港湾室職員から、防災担当職員が行うことになった。
 変更となった初日の3日(月)9:30より、市役所構内駐車場(本館横の水道局側)に、総務部防災担当職員2名が、サーベイメーター(測定器)を持参し、測定が行なわれた。
 地面から1m上で、職員が測定器のスイッチを入れ、2分経過後に測定を開始した。30秒ごとに5回測定した平均値を、従来通り「小樽市ホームページ」や「広報おたる」に掲載する。
 今回の測定値は、①0.05②0.05③0.04④0.04⑤0.05の平均値0.046放射線量率(μSv/h)となった。以前の測定場所の港湾部庁舎前での1年間の測定値は、0.032~0.064μSv/hの平常値内を示していた。国が定めた一般人の年間限界被曝量は1mSv/1年間としている。
 今後は、毎週月・木曜日の午前中に測定し、随時、放射線量率を掲載。過去の空間放射線量率も見ることができる。雨が降ると数値は上がり、冬は、地中から遮られ低くなると、一般的に言われている。
 小樽市空間放射線量率について