「クリッパー・オデッセイ」小樽港入港


clipperodyssey1.jpg 「クリッパー・オデッセイ」(5,218t・全長103.62m)が、6月6日(木)10:35に小樽港第3号埠頭に着岸した。当初の予定より1時間半ほど早めの入港となった。小樽市産業港湾部港湾室職員や、小樽クルーズ客船歓迎クラブの会員数名が入港を出迎えた。
 「クリッパー・オデッセイ」は、1989年に「おせあにっくぐれいす」の船名で日本で建造され、現在は、クリッパークルーズラインが運航会社。最大速力14ノット。客室64室、乗組員52名、乗客定員は128名。今回小樽へは119名が乗船。
 6月1日に松江、2日は金沢、3日佐渡島、4日能代・青森、5日室蘭から小樽へ入港した。同社は、ゆかりの地である日本へのクルーズを毎年実施している。
clipperodyssey2.jpg 小樽市産業港湾部主催で、夕食時に船内で、小樽雪あかりの路で使用している浮き玉キャンドルを使ったキャンドルサービスを行ない、好評を得ている。昨年の6月1日に入港した「ブレーメン」でも行われた。同船の出航は未定。
 2013年小樽港クルーズ客船の寄港予定は、6月1日の「ブレーメン」を皮切りに10月15日入港の「ル・ソレアル」まで、17隻を予定している。
 初寄港する客船では、6月19日入港の過去最大の「サン・プリンセス」が、7月19日を含め2回、8月12日入港の「カレドニアン・スカイ」、8月27日入港の「コスタ・ビクトリア」、10月15日入港の「ル・ソレアル」となっている。おなじみの、「ぱしふぃっくびいなす」「飛鳥Ⅱ」、「にっぽん丸」も入港を予定している。
 小樽クルーズ客船歓迎クラブでは、現在534名が登録。入港時の出迎えや出航時の見送りを行なっている。おたる潮太鼓保存会の演奏や紙テープでの見送りなどが行われている。