夏風に揺れる"おたる『潮の紋』" 潮風鈴販売開始!


usiohurin1.jpg おたる潮まつり風鈴コンテストが毎年開催され、「潮風鈴」を市内ガラス工房から募集している。小樽の夏にふさわしい風鈴をコンセプトに、市内4工房8作品の応募の中から、運河プラザに訪れた人が気に入った風鈴の投票分も含め選考会で決定した。
 2013年度の「潮風鈴」は、創造硝子工房STUDIOJ-45(朝里川温泉2)の馬場雅己さん制作の作品タイトル「おたる『潮の紋』」が選ばれた。
usiohurin2.jpg 作品のコンセプトは、「小樽の海岸に打ち寄せる波と、太陽の光できらめく水面とを自然が作り出す潮の紋様で表現し、そよ風と共に届ける」とし、馬場さんは、2008年、2010年に続き、3回目の受賞。「大変うれしい。今年も爽やかな音色をお届けできるよう、1点1点製作します」と受賞のコメントを寄せている。
 7月1日(月)から運河プラザ(色内2)観光案内所で、「潮風鈴」1個1,500円、300個限定で販売が始まった。涼しげなブルーの潮風鈴が吊り下げられ、うちわや朝顔、すだれで演出し、夏らしくディスプレイされている。
 訪れた観光客や市民は、風鈴を鳴らし、爽やかな音色に耳を傾け、夏を実感していた。