トマト祭り!産地直送のトマト製品が集結


tomatoFs1.jpg 黄色やオレンジ、ハート型のミニトマトなど、余市町や仁木町からの産地直送、採れたての新鮮なトマトを17種類以上取り揃えた「トマト祭り」が、7月5日(金)から7日(日)まで、田中酒造本店(色内3)と亀甲蔵(信香2)で開かれている。今年で5回目となる。
 トマトは坑酸化作用を持つとされる成分のリコピンを多く含み、健康に良いと注目される野菜。200g以上の大玉トマト、中玉のミディトマトや20〜30gのミニトマトに分類される。
 同店本店では、店内中心部分にずらりと新鮮なトマトを並べ、来店者はトマトやトマト製品に興味を示していた。
tomatoFs3.jpg 現在のトマトは、黄色のミニトマト「イエローミディ」や赤紫色のミニトマト「トスカーナバイオレット」、オレンジ色の「オレンジミディ」など、赤だけではなく色とりどりで、甘味が高く独特の風味がある。
 定番の桃太郎やアイコをはじめ、今年初めて店頭に並ぶ、糖度が高く濃赤色でツヤがあるミニトマトの「千果(ちか)」と、肉質が良く昔懐かしい甘味と酸味があるトマト「麗容(れいよう)」など、20種類を目標に集めた。
 人気のトマトは、余市産の「麗夏(れいか)」で、肉厚で甘く真っ赤な今が食べ頃。ミニトマトは、200gで200〜250円。大玉トマトは、4玉で380〜400円で販売している。
tomatoFs4.jpg トマトを使用した「トマトチーズケーキ」や新倉屋の「トマト団子」、阿部製麺の「トマト生パスタ」、同店塩麹と本みりんを使用したトマトケッチャップやトマトジャム。毎年好評の「トマト酢」は、3〜5倍に薄めて飲む酢。JAおたるのトマトジュースやトマトを練りこんだトマトデニッシュ、トマトカレーパンなどトマトの素材を生かした製品にも注目が集まる。
tomatoFs2.jpg トマト祭り限定300本、黄色いトマトを使用したリキュール「スマイルトマト」を新発売。ビールで割ったり、ストレートでも楽しめる。同時に真っ赤な酒「ほほえみトマト」も限定300本で販売している。
 訪れた観光客らは、瑞々しい沢山の種類のトマトに関心を示し、買い求めていた。
 同店で一級酒造技能士の川浦美希さんは、「リキュールだけではなく、トマトを通して、他の業者メーカーや後志の美味しいトマト、それを使用した多くの製品が作られていることを知ってもらいたい」と話した。
 トマト祭り 7月5日(金)~7日(日)9:00~18:00 田中酒造本店、亀甲蔵
 問合せ:0134-21-2390 トマト祭り実行委員会