小学生がものづくりの楽しさを体験! ものづくりFesta2013


monofes1.jpg 北海道職業能力大学校(銭函3・前田康二校長)では、7月20日(土)・21日(日)の2日間、能開祭に合わせ、「ものづくりFesta2013」を開催。多くの家族連れが会場に集まった。
 今回から学祭を「能開祭」とし、同大学の呼び名を「能開大」として広めようと名付けられた。
 学祭と合わせ、小学生を対象にものづくりの楽しさを体験する「ものづくりFesta」を開催。今年で3回目となる。
 同フェスタは、8つのブースを用意。あらかじめ申込みを受け付け、定員となるブースも多く、年々人気が高まっている。担当の先生や学生が、毎年子ども達が楽しめる内容のものを準備した。
monofes4.jpg 前回よりバージョンアップし、連射可能になった「ゴム銃」。太陽電池に発電した電気エネルギーをミニ充電池にためて動くおもちゃ「ソーラー工作 とことこペンギン、エコエコレーサ」。風船でヘリコプターを飛ばす「ふうせんヘリコプター」。
 頭の体操になる「立体パズル」では、基本になる立体キューブを6個作り、それを組み合わせると立方体となるもの。透明アクリル板を組み立てタコをつくる「透明アクリル板で動物をつくろう」。障害物に当たると向きを変えて走る「くるっとターンロボ」や、「木工オルゴール」「ふしぎなタイヤをつくろう」など8つのブースが設けられた。参加した子ども達はものづくりの楽しさを実感していた。
monofes3.jpg 20日(土)13:00から「まわって起き上がる!ふしぎなをつくろう!」が始まり、事前に申し込んでいた15人の小学生が参加。付き添いの保護者も一緒に楽しんだ。生産情報システム技術科8人の学生と担当教諭2名が対応にあたった。
 簡単にできるキットを使用し、電池で回転しながら床を走るタイヤは、障害物に当たって倒れても起き上がり走り続けることができる不思議なタイヤ。リボンや色とりどりのボールを入れたオリジナルのタイヤを40分くらいで完成させ、床を走らせ楽しんでいた。
 長橋小1年の高塚風花さんは、「難しかったけど完成し楽しかった」と笑顔で話し、父親は、「この大学を卒業している。当時は、このようなイベントはなかったが、子ども達が楽しく参加できて、学生も一生懸命に対応していた。昨年も参加し椅子を作り、今でも使っている」と話した。
monofes2.jpg 中庭では、自治会が中心となって模擬店(たこ焼き・串焼きなど)や、宝探しやスイカ割りが行なわれ、学生や家族連れが集まり学祭を楽しんだ。
 体育館では、ミスコンテストを開催。男子5名が女装して登場し、会場を沸かせた。
 電子情報技術科2年・宮崎友自治会長は、「テーマを”学生が家族になれるような距離が縮まるように”とし、今回はお客さんの参加型イベントを用意。宝探しやスイカ割りとみんなで見て楽しめるものにした。1ヶ月前くらいから準備をしてきた」と話した。
 21日(日)の「ものづくりFesta」と能開祭では、模擬店、宝探し、スイカ割り、早食い早飲み、ビンゴ大会が行なわれる。
 北海道職業能力大学校