ドンドコザブーン! "潮ふれこみ"で開祭

 第47回おたる潮祭りの開幕を知らせる「潮ふれこみ」が、7月26日(金)18:00から、山ニわたなべ(稲穂)前を出発し、都通り商店街を通り、中央ステージまで練り踊り、沿道には大勢の見物客が集まり、夏祭りを楽しんだ。
 潮ふれこみは、おたる潮太鼓保存会が先頭となり、華やかなトラックに乗った若潮隊が元気に打演。練習の成果を発揮した。続いて、ハマナス隊、親潮隊の迫力ある打演が響いた。次に、齋田義孝実行委員長や祭りに華を添えるミス潮の2人を先頭に役員梯団、踊りの基本を披露する藤間扇玉社中梯団などが続く。

 小樽駅前通りでは、ピンクの提灯が風に揺れ、潮音頭の曲が響き、揃いの浴衣を着て練り踊り、祭りムードが高まった。
 中央ステージへ続々とふれこみ集団が集まり、予定時間を10分ほど遅れて、開祭式が行われた。ステージ前には大勢の人が集まり、身動きができないほどの混雑ぶり。御神水奉納、恒例カウントダウンで会場の提灯の点灯式が行われた。
 齋田委員長は、「3日間、海への感謝をテーマに、中央ステージを中心に潮ねりこみ、潮渡り、神輿パレード、裕次郎を歌うなど沢山の企画を今年も用意している。小樽の夜空に咲く大輪の花を楽しんでもらいたい。祭りの3日間は、すべてを忘れて日頃の憂いを吹き飛ばし、潮祭りの熱気を感じ取り楽しんでもらいたい」と挨拶。
 中松市長は、「開祭式にあたり、多くの皆さんの参加をいただき大変嬉しく思っている。実行委員の皆さんには、小樽市民を代表して深く感謝したい。実行委員会や関係者の皆さんが、楽しめるイベントを考えている。この3日間、皆さん一緒に楽しみましょう」と呼びかけた。
 その後、ステージ周辺をふれこみ梯団が何回も踊り、会場は熱気に包まれた。

 昨年同様、初日と最終日に花火大会を開催。2日間で約2,500発を用意。26日は、20:10に色内埠頭から打ち上げられ、連続発射打ちのスターマインなど、夏の夜空に大輪の花が咲き、大勢の祭り客が楽しんだ。
 おたる潮まつりHP