夏の風物詩!"おぼん万灯会" 故人を偲ぶ6,200基

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 小樽佛教会が主催する「おぼん万灯会」が、8月19日(月)16:30から小樽運河公園(色内3)を会場に開かれた。
obonmantoue1.jpg 今年で14回目を迎え、小樽の夏の恒例行事となっている。お盆の供養も含めて、「いのちのたいせつ」が同会の基本テーマ。いのちの意味と尊さを問う契機となりうることを願い、毎年開かれている。
 「万灯会」法要に先駆け、公園内では、露店が並び、大道芸人「クマさん」ショー、小樽太鼓衆「鼓響」の和太鼓演奏、北原香菜子氏の薩摩琵琶演奏会が開かれた。先祖を供養する思いで弾かれた薩摩琵琶の音色が会場に響き、大勢の観客が取り囲み耳を傾けた。子どもから大人まで家族連れで参拝し楽しめる企画が用意され、大勢の人々が集まった。
obonmantoue2.jpg 18:50から、「おぼん万灯会大法要」が始まり、訪れた市民は祭壇を囲むように集まった。北原氏の琵琶演奏が流れる中、市内僧侶約20名が出仕。小樽佛教会・北條惠一会長が、はじめに読経をし、その後、一斉に読経が始まり、顧問、来賓が次々と焼香した。
 同公園内に置かれた約6千基の灯篭に明りが灯され、かがり火が焚かれ、暗くなるにしたがい幻想的な雰囲気を醸し出した。噴水には、蓮華灯200基が流され、水面を明るく照らし、お盆の風情が高まった。流れる蓮華灯に自分のものを見つけて、手を合わせる人や写真を写す人の姿が見られた。
 19:20には、浄土真宗・浄土宗、真言宗、曹洞宗、日蓮宗、法華宗の各宗派の読経が始まり、読経が響き渡った。来場者はそれぞれに手を合わせ、静かに故人を偲んでいた。

 市内30代の主婦は、「毎年欠かさず来ている。祖父母の灯篭を流し、故人を偲んだ。母が10人姉妹で、毎年ここで集まる恒例行事となっている」と話した。
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