中学生議員が議場で質問!樽っこサミット初開催

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 小樽青年会議所主催の「樽っこチャレンジ!ふるさと創造 樽っこサミット」が、8月21日(水)13:00から、小樽市議会の議場で初めて開催された。公募した市内の中学生・男女22人が普段入ることのない議場を初体験した。
tarukkosummit1.jpg 市内8つの中学校の22名が、4つのグループに分かれ、議員席に座った。理事者席には、小樽青年会議所メンバー15名が着席。中松市長と上林教育長も出席。各グループの中学生議長が議長席に座り、開始のベルも鳴り、本番さながらの雰囲気を再現した。
 青年会議所・上野智真理事長は、「小樽市の決めごとは、ここ議場で決めている。歴史がある議場で、しっかりと小樽の町について考える時間にしてもらいたい」と話し、中松市長は、「年4回定例議会があり、町を作るために小樽の問題を質問し、市長が答弁している。皆さんは、各中学校を代表して集まり、議場で発言し、これからの小樽を担ってもらいたい。どうしたら安心して住める町が作れるか話し合いをしてもらいたい。市政運営に反映させ、活発な意見を望む」と述べた。
 発表のテーマを「ふるさとの未来」「おたるの生活」「おたるの観光」「学校」の4つに分け、それぞれ議場で質問した。同会議所メンバーで市議会議員の酒井議員と上野議員が交代で答弁した。
 最初に「ふるさとの未来」について質問。松ヶ枝中学校1年の虫野健吾君は、小樽の古くなった建物について「壊れかけている建物も多く、このような建物は壊すか、違う用途でも安心して使えるような工夫をしてほしい。歴史的な建物や運河近くの建物は修復して活用してもらいたい」と提案した。
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 酒井議員は、「確かに壊れかけている建物は、景観能力がない。しかし、建物には所有者の許可無く勝手に壊すことはできない。修復についても同じ。歴史的建造物として修復し活用できるものについては店舗にしたり活用してもらいたい」と答弁した。
 長橋中学校2年の若松将君は、人口減少について「高校進学を考えた時に、小樽市の小学校や中学校の統廃合と同じように高校でも定員が少なくなるだけではなく、専攻が減り、学校が無くなってしまう可能性があるのでは?小樽市でも人口が減ることについてどう考えているのか」と質問した。
 酒井議員は「人口減少について平成25年7月末では、12万8,044人となり、1年間で2千人が減少している。人口減少については様々な取り組みが行われているが、例えば企業誘致して小樽で就職できるようにすることや、安心して子育てできるよう環境を整備している。皆さんが大人になったら小樽で働き、結婚して小樽にに住んでもらいたい」と答弁した。
 休憩を挟みながら、中学生議員からは活発な質問や提案が続き、各市議が答弁していた。
 質問を終えて、若松君は「塩谷に住んでいて、普段から塩谷の人口が減り、海に来る人も少なくなったと感じ、人口の減少について質問した。1年間に2千人も減少していると聞いてびっくりした。議場は、広くて緊張したが良い経験になった」と話し、塩谷中学校2年の渡邉淳君は「市役所に来る機会がなく、初めてで、議場は芸術的な建物だと思った。緊張した」と話し、小樽の町について考える有意義な時間を過ごしていた。
 青年会議所HP