2,000発が輝く!第9回おたる祝津花火大会

 第9回おたる祝津花火大会(実行委員主催・青塚忍実行委員長 )が、9月7日(土)19:00から開催され、小樽の花火大会の最後を飾った。
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 打ち上げ花火やスターマイン、中国花火など2,000発が夜空を彩り、おたる水族館駐車場周辺には大勢の人が押し寄せ、花火を楽しみ、夏を惜しんでいた。
 同花火大会は、祝津小学校開校130周年記念(平成25年3月31日で閉校)と小樽市鰊御殿復活記念を兼ねて2005(平成17)年にスタートし、地域の特性を生かした伝統文化の復活を目標に実施され、今年で9回目を迎えた。
 おたる水族館駐車場は無料開放され、周辺には19店の露店が軒を連ね、祭りを盛り上げた。17:00から、特設ステージでは、ダンスやオールディーズバンド演奏、潮祭太鼓保存会による打演、18:30から神輿渡御(北海男塾)の威勢の良い掛け声が会場に響き、人だかりが出来た。syukutsuhanbi2.jpg
 花火見物客は、早々に駐車場内に敷物を敷き、くつろいだ様子で花火の開始をイベントや露店を楽しみながら待っていた。会場周辺は、花火開始時間が近づくにつれ大勢の人が集まり、幹線道路は車が渋滞しのろのろ運転となった。
 花火は、予定時間を少し遅れて開始。BGMと共に、故人への追悼や結婚記念、還暦祝い、孫の誕生記念などのアナウンスがあり、様々な思いが込められた花火が、次々と打ち上げられた。会場からは、ライトアップされた鰊御殿の姿も眺められ、色鮮やかな大輪の花が次々と夜空を彩り、フィナーレは、スターマイン。連発の花火が打ち上げられ、見物客からは、歓声とともに大きな拍手が沸き起こっていた。
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