知産志食しりべし美味しいスタンプラリー


 「知産志食しりべし」キャンペーン実行委員会(小樽商工会議所事務局)が主催する、「知産志食しりべし美味しいスタンプラリー」が、9月20日(金)から平成26年2月28日(金)までのロングランで開始される。抽選で合計45名にしりべしの美味しい賞品をプレゼントする。
 市民が後志(しりべし)の農水産物の食材を知り、美味しく食べ、知産志食を浸透させようと企画した。昨年度(2012年)から、後志管内の農水産物の認知や消費を促す啓発活動として「知産志食しりべしキャンペーン」を展開。
 同ホームページで簡単なレシピを紹介したり、料理研究家の星澤幸子氏を迎え、クッキングトークショーを開催するなどの活動を行なった。
 今年度は、市内の飲食業と連携し、拡大を目的に、各スーパーへ後志食材をポップで配布。海の食材では「おたる祝津にしん群来まつり」や、農水産物では「後志収穫祭」などを開催。情報を交換しながら、知産志食しりべしwebサイト等で告知してきた。それに加え、今回は9月20日(金)から「スタンプラリー」を開始することとした。
chisanstamprally.jpg 現在、市内40店舗の飲食店が加盟し、その店舗で500円以上飲食すると、専用の台紙にスタンプを押す。同じ台紙で、同じ店舗の重複はできない。今後、参加店舗を増やし、参加店舗は、ポスターを掲示し、スタンプ掲載のチラシと回収ボックスを設置する。
 スタンプ5個集めると、店内の回収ボックスへ必要事項を記入し応募できる。1人何枚でもOK。抽選で、特賞は5名にしりべし産海の幸&山の幸詰め合わせ(2万円相当)、1等賞10名に参加店で使える食事券、2等賞30名に後志特産品を用意している。賞品の発送は、平成26年3月下旬から4月上旬を予定。
 また、各店舗では、後志食材を使った独自のメニューを提供。その中から注文すると、各店のオリジナル特典が用意されている。
 参加店の「オステリア・イル・ぴあっと・ヌォーボ」の三輪信平シェフは、後志の食材をふんだんに使った食べるスープ”しりべしコトリアード”と小樽産のイカと余市産のトマトを使ったイカ墨パスタとイカ墨リゾットを提供する。鮨と季節の調理を提供する「に志づか」の西塚豊氏は「一品料理で、にしん小樽漬を準備中。当店では、ほとんどが後志の食材を使用している。提供する料理はこれから考えたい」と話した。
 同会の実行委員田中一良氏(田中酒造代表取締役)は、「これからの時期、後志の旬の物が沢山あり丁度良い。地元の美味しさを再発見というより、新発見してもらいたい」と話した。
 問合せ:0134-22-1177「知産志食しりべし」キャンペーン実行委員会(小樽商工会議所内)
 『知産志食しりべし』しりべしキャンペーン