アザラシ26頭が越冬プールへ!おたる水族館

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 近郊の山々から紅葉の便りが届き、市内でもナナカマドが赤く色づき、秋の気配を感じる季節となり、冬支度が気になる今日この頃、おたる水族館(祝津3)では、真冬になると毎日のように時化、波が激しくプールに被る状態となるため、冬支度の第1弾として、同館海獣公園内のアザラシ26頭を、波の影響を受けにくい海面より少し高めに位置する「越冬プール」に引越しさせた。
azarasihikkoshi1.jpg 10月8日(火)は、朝から風も波もなく穏やかな日となり、気温も20℃前後と高めで、水深1.5mプールへの引越し日和となった。7:00からウエットスーツを着用した担当スタッフ9名が集合し、、プールの中に入りアザラシを誘導。引越し専用の檻の中に入れ、業者に依頼した5トントラックに引き上げて積み込み移動した。
 最初に大人プールのアザラシを移動し、その後、ケアプールの高齢アザラシを移動した。スタッフ9人がかりで、プールに入り、柵や網を持ち、アザラシを檻の方へ追い込む。すんなりと、自分から体を動かして、檻に入る物分りの良いアザラシもいるが、網や柵をするりと越え、なかなか檻に入ろうとしなかった最後の1頭まで、無事に檻になんとか収容し、トラックに積み込み、越冬プールへ引っ越した。予定時間より早く、1時間半ほどで完了した。
azarasihikkoshi2.jpg 同館海獣飼育課・角川雅俊課長は、「今日は波もなく、予定通りに引越しができ、手際良く早く終わった。動きそうなタイミングを見計らい、アザラシとは、一定の距離を保つことも仕事の1つとなっている」と話した。
 大人プールと、ケアプールは、静まりかえり「引越ししました」の案内板が掛けられた。なお、「越冬プール」のアザラシは公開していない。
 今年3月に、想定外の大時化が同館を襲い、ゴマフアザラシが波にさらわれてしまう残念な出来事もあり、今年は、早めに引越しを開始した。哺育プールのアザラシ達は、11月末後、引っ越す予定。海獣公園内の看板等を外し、タッチプールを閉鎖、それぞれ店じまいする。
 トドは引越しをしないが、海獣公園は、12月1日から来年の3月中旬まで閉鎖し、冬ごもりをする。
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