自慢ののどや踊りを熱演! 市老連"演芸会"


1008engeikai1.jpg 小樽市老人クラブ連合会(白井正孝会長)では、大きな年間行事のひとつ「第16回演芸会」を、10月8日(火)13:00から、小樽市民センター(色内2)マリンホールで開催し、約450人が歌と踊りを楽しんだ。
 カラオケ20演目、舞踊5演目、詩舞1演目、コーラス2演目、フラダンス1演目の計29演目が披露され、約3時間に及ぶ歌と踊りのショーを鑑賞し、楽しいひとときを過ごした。
1008engeikai3.jpg 市内老人クラブを代表する芸達者な会員が、思い思いのステージ衣装で、自慢の歌や踊りを披露。プロ顔負けの歌唱力や演技力で観客を魅了した。満席の観客席からは、各老人クラブ会員が応援にかけつけ、ペンライトを振って「がんばれ!」と声援を贈り、会場は盛り上がりを見せた。
 18番目に出場した豊川豊友会の玉木富子さんは、「南部蝉しぐれ」を熱唱し、「82歳になって、初めて演芸会に出場し、喜びを感じている。緊張してドキドキしたが、会場の皆さんの顔を見たら落ち着いた。日頃からテープを聴いて練習している。歌は心が和み朗らかになる」と笑顔で話した。
1008engeikai2.jpg ステージでは、次々と自慢ののどを響かせ、出演者の中には、観客からの声援に手を振る余裕も見せた。会場は、終始和やかな雰囲気となり、出演者も観客も一体となった演芸会に、大きな拍手が沸き起こっていた。
 29番目の最後を飾る銭函元気会の斉藤淳子さんは「まぶたの母」を熱唱。熱のこもった台詞を交えて歌い、会場を沸かせた。
1008engeikai4.jpg 市老連副会長・八田賢司さんは閉会の挨拶で、「会員の心のこもった応援で盛り上げ、出演者は、日頃の成果が演技や踊りにも現れ、心を奪われた。来年も是非、演技に磨きをかけ、出演してもらいたい。今年以上の応援をよろしくお願いします」と述べた。
 同会理事の水島恭雄さん(85)は、「各老人クラブの歌や踊りの好きな人が代表となり出演。1年に1度のこの日を楽しみしている。同じクラブの出演者の応援をしたり、楽しい時間を過ごしていた」と満足していた。
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