小樽~ウラジオストク RO−RO船・定期航路開設

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 小樽とロシアのウラジオストクを結ぶRO-RO船定期航路が開設されることになり、「中古車の取扱いが増え、小樽の経済の発展へつなげたい」と関係者は期待をよせている。
 小樽港代理店の日本通運株式会社小樽支店(港町7)の原田雅彦支店長らが、概要を説明した。
 入港する船舶は、カンボジア船籍の「ASTONGATE号」と「CITECA号」の2隻で、どちらも総トン数4,998トン。富山県富山市のあけぼの有限会社が航路開設者。小樽では、日本通運株式会社小樽支店が代理店となり業務を担当する。取扱貨物は、中古乗用車・トラック・二輪車・車輌関係の付属品などで、毎月2回の就航。輸出台数が増えた場合は、月3回に変更する。
 小樽港での年内就航スケジュールは、10月25日、11月8日、11月22日、12月6日、12月20日を予定している。すでに、9月から試験的に4回就航されている。
 ロシア・ウラジオストクを出港し、3日間で小樽港へ。その後、最初の3、4ヶ月は富山港へ寄港し、ウラジオストクへ帰港する。小樽港での積込台数が150台に達する場合は、富山港へ向かわず、ウラジオストクへ直行する。
 特徴として、小樽港へ入港する外航船舶で唯一のランプウエイを搭載したRO-RO船で、後部にランプウエイと呼ばれる開口部があり、それを岸壁に架け、自走または牽引して搬入・搬出を水平荷役方式で行う。従来の陸上クレーン等により貨物を吊り上げて行う垂直荷役方式よりも、荷役が簡単で時間短縮され、荷役料金も安価、荷役中の事故やダメージも少なくなる。
 小樽港は、サハリン州と近距離に位置している利点があり、輸出する中古車の8〜9割は小樽に集まり、現在も不定期での航路がある。ピーク時は年間3万台以上が輸出されたが、その後4,000台まで落ち込み、2012(平成24)年は8,500台と少し回復した。
 10月25日の小樽寄港予定に合わせ、9:30から「小樽ーウラジオストク」RO-RO船定期航路開設記念式典を開催する。小樽港中央埠頭外航船客待合所を会場に、小樽港貿易振興協議会が主催する。
 RO-RO船について(wikipedia)
otaru-urajio.jpg