小学生が職場の見学体験! ワークステーション

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1026workstasion1.jpg 小学5・6年生を対象に、小樽市内の職場を見学し体験する「おたるワークステーション」が、10月19日(土)から11月16日までの毎週土曜の5日間に分けて開催中だ。市内の母親で作る民間のボランティア団体「おたるワークキッズ」が主催している。
 小樽市では年々人口が減少する中、未来を担う子ども達に、地元の働く人や企業を知ってもらい、小樽の産業の発展に繋げたいとの願いを込めて、楽しみながら職業体験をする同イベントを企画した。昨年、第1回目を開催し、多くの参加者があり、盛況に終わった。
 今回2回目は、より仕事を理解してもらおうと、実際の職場へ出向いて体験し見学できるよう方法を変えて実施した。1グループ6名で、3つの企業を体験、5日間で市内や近郊の小学5・6年生60名が体験することになる。
1026workstasion2.jpg 2週目の26日(土)10:00から、市内の小学生12人が2班に分かれ、FMおたる・つくし牧田・アンジーミルクと、芳川商会・図書館・Nail’s Chocolat(ネイル)をそれぞれに体験した。
 北海道で唯一のロウソク製造会社である株式会社芳川商会(緑2)では、6名の参加者と2名のスタッフが集合し、同工場2階にある体験工房で、30分以内で作れるキャンドル作りに挑戦した。
 同社金田千鶴氏が講師となり、説明を聞きながら、手順よくキャンドル作りを楽しんだ。紙コップを使い、溶かした蝋や予め用意したキューブの蝋を入れ制作。空をイメージしたキャンドルで、白い蝋は雲、青い蝋の液を流し入れ、冷やし固め、再び溶かした蝋を表面にコーティングし、ツヤを出した。子ども達は、熱心に説明を聞き、キャンドル作りを楽しんだ。火を灯すと青い空に白い雲が浮かび上がり、作る楽しみに続き、灯りも楽しめる。注意事項が書かれた用紙を配布し、後片付けをして、1階の工場を見学した。
1026workstasion3.jpg 板状の蝋の塊があったり、蝋を溶かす窯や蝋の芯の糸がずらりと並んでいた。ロウソクの太さによって、様々な芯を使うという。実際に芯を手に取って触ってもみた。小樽雪あかりの路に使うキャンドルを制作中で、興味深くその工程の説明を聞いた。現在は、ロウソク製造に加え、串団子や肉の下に敷く、蝋のついた紙などの包装資材も製造している。その工場も見学。子ども達は、熱心に説明を聞き、普段見られない工場を見学し、有意義な時間を過ごした。
 北手宮小学校6年の近藤美冴さんは、「ロウソクは知っているけど、作る工程は見たことがなかったので、初めて体験しびっくりした」と話し、高島小学校5年の内藤悠希さんは、「以前、小さいキャンドルを作ったことがあったが、大きいのは初めて。すごく楽しかった」と満足した様子だった。
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 同社金田氏は、「普段から修学旅行生などの製作体験を指導している。今日は体験時間が30分なので、予め準備したものを使った。工場見学は、小樽市以外からの参加も多いが、今回は雪あかりの路のイベントを知っている小樽市内の子ども達なので、キャンドルの工程の見学や説明も興味があったと思う」と話した。
 同工場を後にして、次は図書館でカウンター作業や本の整理を体験。午後はNail’s Chocolat(ネイル)で、ネイル磨きやカラーニングを体験。職業体験を通じて、楽しみながら社会を学んだ。
 12月7日、ウイングベイ小樽で、今回の参加者による体験発表会を開催し、同時に、市内の企業15社以上が参加し、職業体験を予定している。