安心安全な町作り! 町会関係功績者11名を顕彰


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 小樽市では、長年にわたり町内会活動に尽力した人を顕彰する「平成25年度小樽市町会関係功績者顕彰式」を、11月20日(水)13:30から、市役所(花園2)別館3階第2委員会室で行なった。
 今年度は、会長に10年以上在職した1名と、会長・副会長・各部長に20年以上在職した10名の計11名を顕彰し、中松市長から表彰状が手渡された。
1120kourousya2.jpg 中松市長は「近年は、核家族化や価値観の多様化により町会への関心が薄れ、町内会の運営を難しくしていると言われている。しかし、予期せぬ災害発生など地域住民が助け合いを必要とする状況においては、町内会の果たす役割が極めて重要。誰もが安心して暮らすことができ、隣近所と助け合い、生活することができる町作りは、いつの時代も市民共通の願いだと思う。特に高齢化が進む本市では、防犯や除雪、独居高齢者の生活支援など様々な課題があるが、これらの課題は、地域の皆さんと市が一緒に取組んでいかなければ解決は難しい。引き続き、安心安全な町作りに対する一層の支援と協力をお願いしたい」と祝辞を述べた。
 顕彰者を代表して天神町会・佐藤利次会長は、「急速な少子高齢化の進行や社会・経済構造の急激な変化は地域に大きな影響をもたらしている。高齢者問題等から地域では、孤独死・家庭崩壊・児童虐待など様々な問題が発生している。突然、私達町会において異常事態が発生した場合にどのように対応しなければならないか、常日頃、地域の中で考え、心がけていかなければならない。各町会においても、町会加入率の減少、高齢化が一層進む中での役員のなり手の不足など、町会運営が一層難しくなっている。自分達の地域は自分達が守る基本を、住民の理解と協力を得ながら、お互いが積極的に町会活動に参加し、明るく住み良い、安全安心な町づくり寄与することがもっとも重要と思う」と、謝辞を述べた。
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