ボジョレー・ヌーボー! 被災地支援兼ねパーティー


beaujolaisnouveau2.jpg 11月の第3木曜日は、ボジョレー・ヌーボーの解禁日。
 市内でも、21日(木)エンペラー(色内1)を会場に、東日本大震災チャリティーを兼ねたパーティーが、18:00から22:00まで開催された。
 前売りチケット250枚は完売。当日は、約300人以上が参加し、ワインをはじめ、料理を味わいながら、ライブやパフォーマンスを楽しんだ。主催はオタルノミカタ実行委員会(漆谷寿昭代表 )。
 ボジョレー・ヌーボーや北海道ワイン白ヌーボーなど、10種類以上のワインやワインを使ったカクテルやノンアルコールも用意。ピンチョス(小さく切ったパンに食べ物がのった軽食)やタパス(小皿料理)を味わいながら、子どもから大人まで楽しめよう企画し、ワイン1杯が被災地の支援に繋がった。
beaujolaisnouveau3.jpg 2009年に始まった同パーティーは、昨年から被災地支援を行い、オタルノミカタ実行委員会主催では初めてのこと。ワイン売上の一部やスピードくじの売上はすべて、YaReRuKoTo実行委員会を通じて被災地へ寄付をする。スピードくじは1回300円で1人3回まで。はずれくじなしで3分の1以上ワインボトルが当たる。
 催し物では、小樽商科大学のよさこいサークル翔楽舞15名がトップバッターを飾った。嵐をテーマにしたサークルオリジナル「旋風蒼嵐」で、迫力ある踊りを披露し、会場を沸かせた。18:50には、来場者全員で乾杯をした。
beaujolaisnouveau1.jpg 同会場は、2階をメイン会場とし、1階では、静かな雰囲気の中でワインを楽しむスペースで、ギター、バイオリンの弾き語りを楽しんだ。他に、ヨーヨーパフォーマンスやタヒチアンダンスなどが披露された。
 札幌のカフェやライブハウスを拠点に活動している鈴音(すずね)さんが、21:00過ぎに登場。オリジナル5曲を披露した。鈴音さんは、9月に念願の被災地を訪ね、気仙沼とコラボしたTシャツを着て参加。何かできることをしたいと、狸小路で被災地救援義援金チャリティーライブを行っている。今回のチャリティー企画は、趣旨にぴったりと張り切っていた。
 市内50代男性は「毎年ボジョレーパーティーに参加しているが、今回のような雰囲気は初めてで、活気があって良い。ワインを含め楽しめた」と話した。