"鶴沼ヌーヴォーバッカス"発売 北海道ワイン


tsurunumanouveau.jpg 北海道ワイン株式会社(朝里川温泉1・嶌村公宏社長)では、自社農場の鶴沼ワイナリー(空知支庁浦臼町)で、今年収穫したワイン専用品種のバッカスを使用した「鶴沼ヌーヴォーバッカス」を、12月1日(日)から全国販売を行う。
 同商品は、個性的なマスカットやハーブを思わせる、香りが豊かな白ワイン。収穫したばかりの葡萄のみずみずしさを保ち、酸味、甘さが強めの中口で飲みやすい。日本では数少ない、ドイツで良く使われる葡萄品種の特徴を強く引き出す「スキン・コンタクト」という醸造方法を使い、葡萄を潰し、汁と皮を接触したまま18時間置く。表皮の香りや成分が抽出される効果がある。
 それを、加熱殺菌なしの生詰めを行い、香り豊かに仕上げている。香りの強い料理に合い、ガーリックや香草を使ったパスタや、魚や鶏肉のソテーなどとの相性が良いという。
 以前から、こだわりの高品質「鶴沼シリーズ」を数々販売している中で、厳しい自社基準をクリアし、今年9月30日に収穫したバッカスは出来が良く、ヌーヴォー(新酒)としては初の商品化となる。
 ワインのシリーズ名にもなる自社農園「鶴沼ワイナリー」は、同社が誇る国内最大級の447haの葡萄畑。1972年から葡萄の栽培実験を開始し、ヨーロッパ系のワイン葡萄が約20品種栽培されている。
 今回使用したワイン専用の品種バッカスは、6、7月の天候に恵まれ開花や受粉も良く、雨にあたらず9月末に収穫した。いずれヌーヴォーと考えていた所、今回、実現することができた。醸造予定本数は7,000本。春までには完売を予定している。
 鶴沼ヌーヴォーバッカス(白)720ml 希望小売価格1,575円(税込) アルコール度数11%
 問合せ 0134-34-2181 北海道ワイン株式会社
 鶴沼ワイナリー
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