1年間の煤やホコリを掃除!住吉神社で煤払い

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 小樽総鎮守・住吉神社(住之江2)では、12月19日(木)、年に1度の社殿拝殿の煤を払い清める儀式が行われた。急用が入り、同神社権禰宜(ごんねぎ)の木谷渉さん(41)が、ひとりで行った。
 神社境内は、例年より雪も少なく気温も高め。それでも、社殿は冷え切り凍える寒さ.。ストーブをつけての作業となった。
susuharai1.jpg 煤払いは神事のひとつで、神職が常装としている狩衣を着用して行われた。「苦」を落とすという意味が込められた”9″の付く日に毎年行われる。
 4m程の長い竹竿の先に、前日に境内で採集した新鮮な笹の葉を20~30枚程束にしてつけた道具で、手の届かない天井や壁を見上げながら、煤やホコリを落とした。笹の葉のさらさらと鳴る音が寒い社殿に鳴り響いた。
 昨年は、神職3人で3時間以上かかり、今年は1人のため、午前中に1時間行い、午後は13:00から開始し、外壁の煤払いも行うため約5時間を要した。
 落とされた煤やホコリは、掃除機やモップで集められた。床の掃除は、毎日欠かさず行われている。
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 拝殿や幣殿は、普段は立ち入ることができない神聖な場所で、丁寧に煤払いが行われた。
 また、社殿のシンボル的な大きな提灯も、煤払いが行われた。この提灯は、量徳尋常高等小学校卒業生の寄贈で、現在の提灯は、平成元年に寄贈された2つ目の提灯(1つ目は昭和46年寄贈)。
 黙々と煤払いを行っていた木谷さんは、「1年間の感謝の気持ちを込めて、煤払いを行っている。新しく参拝者を迎えられるよう清め、気持ちを込めて行った。今後も神職に努めたい」と話した。
 同神社では、1年の感謝や新年の無事を祈願する多くの初詣客が繰り出し賑わう。今後、新年を迎える準備が着々と進められる。
 住吉神社HP