第4回定例会閉会 39議案等を可決・認定


 12月4日(水)から開かれていた平成25年度小樽市議会第4回定例会は、20日(金)13:00から本会議を開き、平成25年度補正予算をはじめとした議案24件、平成24年度決算議案15件と北海道後期高齢者医療意保険料の負担軽減に関する意見書など9件を可決・承認・認定し、閉会した。
 同定例会には、平成25年度小樽市一般会計補正予算と平成25年度小樽市水道事業会計補正予算議案2件、小樽市職員給与条例等の一部を改正する条例案、小樽市税条例の一部を改正する条例案などの条例案14件、工事請負変更契約について、不動産の処分についてなどのその他の議案6件、専決処分報告1件が上程。最終日には、人権擁護委員候補者の推薦についての人事案件1件が提出された。採決の結果、全会一致または賛成多数により、可決・承認・同意となった。
 一般会計補正予算は、起業支援型雇用創造事業として、観光型商店街活性化モデル事業及び小樽の街並み・景色を観光資源とした観光促進事業に係る経費や私立保育所に対して保育士等処遇改善事業、夜間急病センター管理代行業務経費の増額分が計上されたが、手宮地区統合小学校の校舎等改築事業費の資材の納入が遅れたことによる3億円の減額があり、1億8,928万8,000円の減額補正となり、財政規模は594億1,684万6,000円となった。
 また、第3回定例会で継続審査となっていた平成24年度決算議案15件については、共産党はすべての議案を、一新小樽は一般会計や病院会計の2議案を不認定としたが、賛成多数により議案すべてが認定された。
 国や道に求める意見書案では、森林・林業・木材産業施策の積極的な展開に関する意見書、ホテル・旅館等建築物の耐震化の促進に関する意見書、2014年度及び2015年度の北海道後期高齢者医療保険料の負担軽減に関する意見書など14件が可決となった。