コンピュータの活用 冬季教員研修講座


pcstudy1.jpg 小樽市教育委員会が開講している「平成25年度冬季教員研修講座」の最後となる「コンピュータを活用した授業実践研修講座」が、冬休み期間の1月15日(水)9:30から12:00まで、小樽市立花園小学校3階コンピュータ室で開かれ、市内小学校の教員20名が参加した。
 この講座は、「小学校向けの学習支援ソフト『ジャストスマイル4』の操作を習得し、コンピュータを活用した授業の実践について研修を深めることにより、日常の教育活動の充実を図ること」を目的としている。
 今回の講師は、株式会社ジャストシステムライセンス事業部札幌営業所・青野佑一所長が務めた。
 小学生向けの学習支援ソフト「ジャストスマイル」シリーズは、全国の小学校17,000(約8割)で使用され、北海道の小学校でも約7割、市内の小学校でも使われている。子ども達が、パソコンの基礎を学べるアプリケーションを搭載し、教員の文章の作成にも大変便利。
pcstudy2.jpg 参加者1人ずつパソコンの前に座り、講師の説明を受けながら、起動方法を実践した。一般的なワープロソフトと同じではあるが、ひらがなで入力すると、各学年で学習した漢字に変換することができる機能も付いている。説明を聞きながら、遠足のお知らせを制作し、タイトル文字を装飾したり、保存方法を学んだ。
 また、地図を簡単に作ることができるアプリケーションを使用し、地図の背景の色や道路・線路・駅や橋なども簡単に描け、透ける機能もあり、実際の地図の上からなぞって資料を作る方法の説明もあった。
 引き続き、画像の修正や編集するレイヤーの機能の説明を聞き、実際に試した。賞状や日記などのサンプルもありと説明を受けていた。
 参加した教員は「使い慣れているソフトではあるが、新しい機能の紹介があり、大変為になった」と話していた。