小樽市福祉部子育て支援課が主催する「パパとあそぼう」が、1月19日(日)10:00から11:30まで、小樽市いなきたコミュニティセンター(稲穂5)4階体育室で開かれた。
就学前の子どもを持つ家族11組が参加し、体操や工作・ゲームを楽しんだ。
奥沢保育所に併設している地域子育て支援センター「げんき」(奥沢3)では、はつらつ子育て講座を、年11回開催し、「パパとあそぼう」もその講座のひとつで、平成17年度から9回目となる。同センター深谷智佳子所長をはじめ、子育て支援センタースタッフ5名が、市内の就学前の2歳児以上の子どもを持ち、平日あまり遊ぶ時間が持てないお父さんのため、日曜日を利用し、広い体育館で思いっきり体を動かし、お父さんが活躍できるメニューを折り込み開かれた。
はじめに、親子がふれあう遊びとして家庭でも簡単にできる「わらべうた」を紹介。子どもを膝の上に乗せ、スタッフの指導の下、歌いながら楽しんだ。
音楽に合わせて体操するコーナーでは、保育士の手本を見ながら、忍者のポーズで決める「しゅりけん忍者」や、お父さんが、バスになり子どもを膝の上に乗せる「バスにのって」を行い、子ども達の笑顔が広がった。
絵本「はらぺこあおむし」の人形劇が開かれ、小さな青虫が、たくさん食べ物を食べて、だんだん多くなり、最後に蝶々になる様子を人形劇で楽しんだ。
工作の時間では「凧づくり」をし、クレヨンで色を塗り、紙を折って手作りの凧を完成させた。会場で、親子で走り凧上げを体験した。
運動会では、お父さん達の凧上げを競う「たこあげよーいどん」が行われ、一番高く飛ばすことができたお父さんに、凧上げ名人のメダルが贈られた。
子ども達のかけっこも行われ、ゴールにはカメラやビデオを構える母さん達が並んでいた。お父さんと子どもが一緒に力を合わせて参加する、はらぺこあおむしをバトン替わりにした競技が開かれ、お父さん達も頑張って走っていた。
その後、玉入れや、ペープサート「バナナのおやこ」が行われ、親子がふれあいながら楽しい時間を過ごしていた。
市内在住の2歳の男児を持つ高野幸治さんは、「初めて参加した。普段あまり遊ぶ機会がないので、楽しい時間を過ごした。ちょっと疲れた」と心地良い汗をかいていた。
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