大寒小樽は氷点下!積雪今冬最大107㎝


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 1月20日(月)は24節気の大寒で、1年の中で最も寒い時期を迎えた。
 大寒の20日朝の最低気温は、北海道北部の枝幸町歌登で、この冬最も低い氷点下31.3℃を観測。札幌市で氷点下9.9℃、小樽で氷点下6.7℃と、北海道の寒さが全国的なニュースとして流れた。
 大寒の小樽は、朝から厳しい寒さとなり、朝07:00に最低気温−6.7℃を記録。最高気温も11:34の−2.6℃と、一日中、氷点下の真冬日となった。
 積雪も107㎝と今冬最大となり、家々の屋根には雪が厚く積もって、小樽の街は雪の下に沈んでいる。今冬に積雪100㎝を超えたのは、1月13日100㎝、17日101㎝、19日103㎝の3日間だったが、20日の大寒に107㎝と、今冬最大の積雪深を記録した。

 札幌管区気象台発表の天気概況(平成26年1月20日16時37分)は、
 「後志北部・西部では、引き続き21日にかけて、積雪の多い傾斜地でのなだれに注意してください。
 北海道付近は、冬型の気圧配置が緩み、21日にかけて日本海から東北地方を通過する低気圧からのびる、気圧の谷の中に入る見込みです。
 20日15時の石狩・空知・後志地方の天気は、曇りで、石狩・後志地方では、所々で雪となっています。
 20日夜は、曇りで雪の降る所があるでしょう。21日は、石狩・後志地方は曇り時々雪、空知地方は曇りで雪の降る所がある見込みです。
 海の波の高さは、20日夜は1メートルでしょう。21日は1メートルのち2メートルとやや高い見込みです」として、小樽市に注意期間21日までの「なだれ注意報」を継続している。
 「大寒」の期間は、1月20日~2月3日までとされ、次の節気の立春前日までが、1年で最も寒い季節とされるが、北海道では、立春以降もまだまだ寒い日が続くことになる。
 寒さと雪に包まれた小樽の街では、市民は雪投げに追われ、飲食店の店主たちの「寒さと雪で誰も外に出てこないよ。商売も上がったりだ」との嘆き節が多く聞かれた。
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