2月7日(金)に開催する「第16回小樽雪あかりの路」の会場設営作業が、1月22日(水)から始まり、路や雪山を作る基本の作業から取り掛かった。
小樽では、未明から雪が降り続き、日中も断続的な降雪となり、11:00に114cmの積雪を記録。氷点下の真冬日が続く中、小樽建設産業有限会社のショベルカー1台と作業員3名が、8:00からメーン会場のひとつ手宮線会場の設営作業を開始した。
同会場は、中央通りから寿司屋通りまでの約500m。積もった雪をショベルカーで、線路が見えるまでかき分けた。線路脇には、各ボランティアがオブジェを製作するために使う雪が盛られた。
連日の雪で、市民はうんざり気味だが、それでもオブジェつくりには雪が足りないため、他の場所から雪を運ぶ。今後、スノートンネルづくりや運河会場での設営作業、バケツに雪を詰めたりなど、開催日まで作業が続く。
今年度も経費削減のため、重機を減らすなど厳しい状況の中、ベテラン作業員に期待が寄せられる。
同社の吉脇さんは、1回目から作業を行い「経験を活かし効率的に作業を行いたい。毎年のことで、なんとか盛り上げたい。ボランティアも高齢となり大変だ。少しでもできることを手伝いたい」と話した。
作業は、8:00から17:00まで続けられる。