樽商100周年記念 おがわとーるとMay J.ライブ


tarusyo100-1.jpg 小樽商業高等学校(緑3)では、創立100周年を迎え、記念式典や記念植樹など様々な事業を展開してきた。
 その最後の記念事業として、1月23日(木)13:00から、同校体育館で、おがわとーる氏とMay J.さんのライブを開催。在校生357名と卒業生・PTAを含め約600人が会場に詰めかけ、人気アーティストのライブを堪能した。
 おがわ氏は栗山出身で、小樽在住のシンガーソングライター。ロック、ポップス、ボサノバ、演歌など、様々な音楽を取り込んだ独自のスタイルを持つ。FMおたるのパーソナリティも務める。
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 一方、May J.さんは、神奈川県在住の人気アーティスト。国内外で年間約100箇所のライブをこなし、モデルとしても活躍している。小樽での開催は、以前ウイングベイ小樽で行い、今回は2度目の小樽となった。
 同校佐藤和哉総務部長は、「100周年のイベントの最後となり、この記念すべき年に、この場所にいることが喜しく思う。何かスケールの大きなものを開催したいと考え、価値のある青春期に、心に突き刺さるものを開きたかった。いつか、ここで出会ったアーティストを思い出してもらいたい。今日の2人は、歌唱力もあり、夢を持つ100周年に相応しく、いろいろな年代に愛されている。夢と感動を与えている」と話した。
tarusyo100-3.jpg ライブ開始を前に、ステージ上のスクリーンでは、創立当時の画像が写し出された。授業風景や剣道部の稽古の様子、第1回陸上大会、卒業写真、修学旅行など、100年間を振り返った。
 創立100周年記念事業協賛会・横田久俊運営委員長は、「最高のパフォーマンスに感謝し楽しんでもらいたい。ここでのライブは、最新の映像機器と音響を使い、他にはない。他校へ自慢してもらいたい」と挨拶した。
 はじめに、おがわとーるライブが始まり、トークを交えながら、弾き語りでオリジナル曲「明日の地図」、「空が見えますか」、地獄坂を歌った「雪解け坂」の3曲を熱唱した。その後、生徒からの質問に答えるなど、和やかな雰囲気となった。
tarusyo100-4.jpg 引き続き、MayJ.ライブが始まり、「ハナミズキ」を熱唱。大きな拍手と歓声に包まれた。あらかじめ生徒に聞きたい曲をリクエストしてもらい、その中で多かった曲「Be mine~君が好きだよ~」を歌った。
 「風になりたい」や名曲「Garden 」を熱唱し、来場者も曲に合わせて手を左右に振ったりしながら盛り上がり熱気に包まれた。
 在校生3名がステージ上で、直接、MayJ.さんに質問し、感激のあまり泣き出してしまう女生徒もいた。質問の中で「歌手になりたいのでオーディションについて」や「どうして歌手になったか」などの質問に答え、終始会場は湧いていた。
 在校生代表とミス小樽の齊藤美希さんから花束の贈呈があり、ライブは終了した。
 同校61期卒業の札幌在住の女性は、「ライブは素敵で楽しかった。記念式典にも出席した。いつも愛校心を持っている。在校生も元気があり良かった」と話し、2年生の女生徒は「初めてのライブで楽しかった」と話した。
 小樽商業高等学校創立100周年