オブジェづくり急ピッチ!小樽雪あかりの路


0204yukiakari1.jpg 2月7日(金)開幕の「第16回小樽雪あかりの路」に合わせ、オブジェづくりが急ピッチに進められている。
 4日(火)、市内では、最高気温が−5.5℃までしか上がらず、16:00には−6.5℃・積雪100cmを記録した。
 真冬日の厳しい寒さの中、メーン会場の手宮線会場と運河会場では、オブジェづくりに励む団体の姿が見られた。
 手宮線会場のシンボル「スノートンネル」も形が出来上がり、ほぼ9割完成しているとのこと。
 韓国ボランティア「OKOBO」では、本日4日から作業を開始し、10:00から17:00まで延べ約50人が、船や城など5基のオブジェづくりに精を出した。初日は、基本となる形を作り、7日に向けて形を整えていく。
0204yukiakari2.jpg 初めて参加するイヘウンさん(26)は、「想像していたより楽しく、歌いながら作業を進めている。日本で韓国のボランティアと友達となったり、交流が楽しみ。雪が沢山降り、寒さが辛い」と話し、ハン・ジョンウンさん(22)は、「思っていたより寒くて大変。でも楽しく参加している」と話し、オブジェに使う水運びを手伝っていた。
 同じく手宮線会場で、「北海道ガス株式会社小樽支店」のオブジェを製作中。社員5名が3日(月)から作業を開始し、5日(水)夕方の完成を予定している。「ロウソクの灯が映えるオブジェを作り、ロウソクが立てられるように工夫している。予定通り進んでいる」と話した。30〜40個のキャンドルを灯す。
 運河会場では、観光客が行き交う中、完成しているオブジェも多い。その中で、小樽商科大学では、翔楽舞1年生が中心となり、この日は6名が降りしきる雪の中、製作に励んでいた。

 メンバーのひとりは、「抽象的なオブジェと言われている。雨が降り、雪が氷になっていて硬くて大変。学生はボランティアとなり、迎える側として参加している」と話した。
 今後、中国ボンティア「eVOL(エボル)」や日本人ボランティア「橙」がオブジェづくりを始める。
 メーン会場や準メーン会場だけではなく、雪あかりの輪は市内全域に広がり、各町内会や商店街、学校など独自の「あかりの路」が41会場で開催される。あかりを楽しませる準備が着々と進められている。
 小樽雪あかりの路HP