市内ガラス企業13社が一堂に "冬のがらす市"


0207glasichi1.jpg 小樽雪あかりの路の開幕に合わせ、市内のガラス企業13社が一堂に集結し、個性溢れるガラス製品を販売する「第5回冬の小樽がらす市」が、2月7日(金)15:00に、運河プラザ(色内2)3番庫ギャラリーで始まった。
 そのうち7社は、ガラス製作体験ブースを開設。ガラスを目で楽しむだけではなく、製作体験し、自分で作ったオリジナルのガラスも楽しんでもらおうと企画。興味を示す来場者の姿が多く見られた。
 同がらす市は「小樽雪あかりの路」が始まる2時間前に開店し、雪あかり会場へ流れる前や訪れた後に立ち寄り、おみやげを選ぶにも最適。冬に相応しい雪だるまや氷をモチーフにしたガラス製品が並び、来場者は、ガラスの煌きに癒されていた。
0207glasichi2.jpg 大正硝子ほっこり家(堺町)では、ガラスの筒に色付きの砂を入たマドラーや顔玉や雫玉、8~10分で完成するアクセサリーなど、子どもから大人まで体験できるものを用意。毎年人気のバーナーワークデモンストレーションを、1日3〜4回行い、ガラス棒から生まれる動物のミニチュアやリアリティー満載のもやしの製作などのデモンストレーションが注目を集めた。
 バーナーワーク担当の青山久美さんは、「各店舗のガラス作家が直接販売をしているので、話を聞いたり、身近に感じられる。この機会に多くの方に足を運んでもらいたい」と話した。
 初出店の「小樽 il PONTE」(色内2)では、グラスに絵や文字を入れるリュータリング体験を実施。15分くらいで完成し、300円と手頃な価格で楽しめる。オリジナルの雪だるまのオーナメントも販売。担当者は「工房同士の繋がりも大切にしている。小樽のガラスを広めたい」と話した。
0207glasichi3.jpg 「ゆず工房」(色内2)では、同がらす市のために、オリジナルのトンボ玉のヘアピンと髪留めやガラスのきのこや家の形のオーナメントもおすすめと話す。
 製作体験と物品購入者を対象にスタンプラリーを行い、スタンプを集めてゴールすると、その場で豪華景品が当たる抽選会も開かれた。
 会場の壁には、市内のガラス工房の情報マップパネルを掲示し紹介している。
 第5回冬のがらす市 2月7日(金)〜9日(日)15:00〜21:00
 運河プラザ(色内2-1-20)3番庫ギャラリー
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