富岡教会に幻想的な光景! あかりの路会場


yukiakaritomioka1.jpg 富岡の高台に献堂85年となるカトリック富岡教会(富岡1)では、小樽雪あかりの路に合わせ、2月9日(日)・10日(月)に2日間、あかりの路会場を開催した。
 同教会は、昭和4年に献堂式(新築の会堂を神に捧げる儀式)を挙げ、赤い屋根と八角堂の鐘楼が特徴で、外観はゴシック様式が取り入れられている。平成16年2月25日に、小樽市指定歴史的建造物に指定された。また、教会周辺の花壇作りにも力を入れ、歴史と風土に調和した都市景観の形成に寄与し、平成25年度「小樽・都市景観賞」を受賞している。
 同教会前庭には、雪の壁に穴を掘りスノーキャンドル73個、前庭中心部にはハート形のオブジェを製作し、32個のキャンドルを灯し、幻想的な光景を醸し出していた。教会周辺の住民製作のアイスキャンドル10個は、正面玄関横に飾られた。
 夕暮れ時には、ブルーの空に教会が映える写真スポットとなり、写真愛好家達が足を運んでいた。

 教会入口にあるシャロームの家では、9日(日)限定で、ココアやホットワイン、焼ソーセージでもてなす交流会やテゼの祈りが行われた。
 また、教会2階の聖堂を一般開放し、煌く60個のワックスボウルが聖堂内に飾られた。5月から10月末まで同聖堂を一般開放しているが、通常とは違った神聖な趣を醸し出していた。訪れた人々は、心温まるキャンドルの灯を静かに見つめ、市内からの女性は、「とても綺麗だった」と話した。
 富岡カトリック教会HP