花園小のおもてなし!観光名所で砂入りペットボトル配布


hanazonoomotenashi1.jpg 小樽市立花園小学校(小杉芳博校長・花園5)5年2組28名は、2月14日(金)10:30〜11:15、市内の観光地3ヶ所で、道路に砂を撒いたり、砂入りペットボトルを観光客に配布し、歩きやすい歩行空間確保のためのおもてなしを行った。
 小樽開発建設部の協力を得て、昨年の10月23日に、ペットボトルの砂詰め作業を行い、2月10日(月)には、5年1組30名が砂まき・砂入りペットボトルの配布を行った。
 14日は、5年2組28名が、5名ずつの班を作り、市内の観光エリアのオルゴール堂前、浅草橋付近、運河プラザの3ヶ所に2班ずつ分かれ実施した。
 子ども達は、1人5本の配布を目標に、観光客に声をかけ、砂入りペットボトルを配布し、砂まきを依頼。雪道に慣れていない観光客の安全な雪道歩行をサポートした。
 外国語活動で学習したことを活かして、海外からの観光客にも積極的に話しかけ、英語や中国語でも対応した。
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 仙台から訪れた観光客は、「最初に、学校での取り組みで行っていることを伝えた方が、受け入れやすいのでは。どうやって使うのか分からなかった。頑張ってください」と励ました。滑りやすい路面には、各自持参した砂を撒いて歩きやすいようにした。
 浅草橋や運河散策路では、勇気を振り絞って話しかけている子ども達の姿があちらこちらで見られ、ペットボトルを手渡し、ほっとした様子だった。
 同組の本間一樹君は「話しかけるのが大変だった。緊張したけど、4本渡すことができ楽しかった。砂を撒いたり、ペットボトルを渡したり、力になったような気持ちになった」と話した。
 同組担任・相澤勇佑教諭は「練習してきたが、本番での緊張感が違い、良く頑張っている。普段話しかけることがなかなかできない子も頑張っているし、周りの子ども達がそれをサポートする姿勢が良かった。連帯感や積極性が育まれていると感じた」と話した。
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