第26回小樽市冬季ゲートボール大会が、2月25日(火)9:30から、小樽市総合体育館(花園5)アリーナで開催された。市内の7クラブ8チーム59名が、日頃の練習の成果を発揮し、心地良い汗をかいた。
同実行委員会が主催するこの大会は、冬の季節の閉じこもりを解消し、シーズン前のウォーミングアップも兼ねて開かれている。
市内の60〜80代の選手が、はつらつとしたプレーの中、チームメイトの声援を受け、熱戦を繰り広げた。
同アリーナでは、縦15m・横20mのコート3面を設け、8チームでリーグ戦を行い、各チームが4試合行った。
競技時間は30分間。室内用のボール(直径7cm)を使用し、3つのゲートがあり通過すると1点、ゴール2点、チーム5名が30分以内にすべてクリアすると25点が加点される。団体競技でチームワークが勝敗の鍵となる。
1947年北海道芽室町発祥のスポーツで、市内でも全盛期では240名の会員で賑わったが、年々20名ほどずつ減少し、現在では100名ほどの会員がゲートボールを楽しんでいる。
小樽ゲートボール協会・横田八千代理事長は、2012年に全国大会での優勝経験を持つ実力者。「冬の大会は1回だけなので、日頃、練習を重ね、その成果を競う貴重な大会。5月には、東京で開かれる全国大会へ出場を予定している。ゲートボールをする人が減少しているが、今後も続けたい」と話した。
また、審判員を兼ねたパークシティチームの中田貞蔵さんは、「夏のボールと違い、感覚が難しい。まっすぐに打とうとしてもうまくいかない。作戦がなかなか難しいが、各チームで力を合わせて頑張っている。いなきたコミュニティセンターの体育館で週1回練習をしている。高齢者に適したスポーツだと思う」と話した。
各チームは一丸となり、真剣な表情でボールを見つめ、狙いを定めナイスショットを決めていた。表彰式では、優勝チームに優勝杯が贈られた。
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